◆登場人物おさらいと魔法属性

★★魔法属性★★

《六属性相関図》

  火← ←水

  ↓   ↑

  ↓   ↑

  風→ →地


  光← →闇


[父方の属性を引き継ぐが、

 火と地、風と水なら二属性習得可]



●ステラフィッサ王家

 建国王の時代から光属性。

 ステラフィッサ王国を照らす太陽。

 闇属性以外なら習得可。最大三属性いける。


●ガラッシア公爵家

 二百年前、当時の公爵が水凪の巫女を妻に迎えてから圧倒的水属性になった。

 巫女の力は神の力そのもののため、その時だけ父方の属性を引き継ぐ法則から外れた。


○サジッタリオ侯爵家 《火》

○スコルピオーネ侯爵家 《水》

○ビランチャ侯爵家 《風》

○ヴィジネー侯爵家 《地、治癒》

○アクアーリオ侯爵家 《風》

○カプリコノ侯爵家 《地》

○リオーネ伯爵家 《火、ラガロの星》

○トーロ伯爵家 《地》

○ジェメッリ伯爵家 《風》

○カンクロ伯爵家 《水》

○アリエーテ伯爵家 《火》

○ペイシ伯爵家 《水》

◎オフィユコ家 《闇》


★主人公

◎ ルクレツィア・ガラッシア(一六歳)

 学園二年生。公爵令嬢。《水》

 最近とても胃が痛い。

 もしかしてもしかするとついに新しい恋心が……?いいえまさかそんな!!!!



☆ヒロインかもしれない

○天野セーラ(一六歳)

 異世界からやって来た星護りの巫女様。

 恋バナとルクレツィアが大好きなので時々ナイスアシスト。

 基本的に女の子の味方。

 自分の世界に帰るために星集めをがんばっている。

 



◇攻略対象かもしれない人たち


○エンディミオン・ステラフィッサ(一六歳)

 王太子。学園二年生。《光、地》

 巫女の助言を得てルクレツィアにむやみに構わないよう努めてはいるが、そのストレスでじんましんが出た。


○アンジェロ・ガラッシア(一八歳)

 学園四年生。公爵家子息。《水》

 王子殿下と妹の恋を内心では応援しているが、ルクレツィアの気持ちが優先なので口出しはしない。殿下には自力でがんばっていただきたい。

 とにかく早く何がなんでもベアトリーチェと結婚したい。


○ファウスト・ガラッシア(一五歳)

 学園一年生。公爵家養子。《闇、水》

 サジッタリオの星を事故的に得てしまい「転移魔法」が使えるように。ただし使えたのははじめの一回だけ。

 それにより公爵邸から別邸に移る羽目になったしサジッタリオ家の令嬢との婚約話も出ている。

 とにかく姉上の体調が心配だが、顔は隠さないで見せてほしい。

 

○シルヴィオ・ビランチャ(一七歳)

 学園三年生。宰相子息。メガネ。《風属性》

 ルクレツィアに対する自分の気持ちに整理はついたが、その矢先に巫女から受けた指摘による傷が深い。実はいちばん傷ついている。こう見えて繊細。

 目下やれることとして、星の探索に全力投球することで心のバランスを計っている。


○フェリックス・スコルピオーネ(一八歳)

 学園四年生。侯爵家子息。泣きぼくろ。《水、風》

 探索の魔法を得たが、まだ使いこなせない。

 連日ジョバンニのモルモットと化し、魔法の使い方を模索中。

 同じことを何回もさせられてうんざり。

 そういえばクラリーチェの顔を最近見ていない。


○ラガロ・リオーネ(一七歳)

 学園三年生。伯爵家養子。騎士団長子息。《火、ラガロの星》

 強くはなったがなかなか活躍の場所がない。

 ルクレツィアへの想いが独りよがりよりも超越しているため、巫女様には引かれている。


○イザイア(二三歳?)

 ルクレツィアの護衛。《闇》

 忍者かもしれないが、そうじゃないかもしれない。

 公爵に倣って「聖国」の人物は警戒中。



◇悪役令嬢かもしれない人たち。


○ベアトリーチェ・アクアーリオ(一七歳)

 学園三年生。侯爵令嬢。《風、水》

 美貌の義母の圧に負けてしまいそう。

 あんなに楽しそうに一緒にドレスのデザインを考えてくれるのに、数を減らしてほしいとはとても言えない。婚約者もアテにならない。

 ルクレツィアが新しい恋をして幸せになるのを願っている。


○クラリーチェ・サジッタリオ(二〇歳)

 侯爵令嬢。王女殿下の近衛隊長。《火、地》

 フェリックスにお姫様抱っこされてから顔を合わせるのが恥ずかしいため、最近は会うのを避けてしまう。


○スカーレット・アリエーテ(一六歳)

 学園二年生。伯爵令嬢。《火、地》

 いちばんの悪役令嬢候補だったがヒロインの巫女様と和解。今や愛称を許しているほどの心友。

 エンディミオンは諦められないが、それでルクレツィアが国外に出るくらいなら……と思うほどにはルクレツィアも大切。

 

○マリレーナ・ペイシ(一五歳)

 学園一年生。伯爵令嬢。《水》

 フェリックスの婚約者候補としてこれまでクラリーチェと争ってきたが、婚約には実はドライな考え方の現実主義者リアリスト

 フェリックスへの想いがないわけでもないが、ペイシ家としての意地と、クラリーチェとのやり取りに楽しみを見出してしまって今に至るらしい。

 

○ヴィオラ・トーロ(一四歳)

 伯爵令嬢。社交会デビューしたばかり。《地》

 シルヴィオにほんのり片想い。

 消極的な性格のためアプローチこそしていないが、悪役令嬢(かもしれない)のお姉さまたちには筒抜けの可愛らしい初恋。


◇サブキャラかもしれない人たち


○ジョバンニ・カンクロ(一六歳)

 学園二年生。伯爵家子息。《水、風》

 ファウストとフェリックスがそれぞれ得た新しい魔法の研究に夢中。

 ファウスト君に比べてフェリックス殿は根性が足りないのではないかね?


○レオナルド・リオーネ(三八歳)

 伯爵、騎士団長。《火》

 ラガロの養父。ラガロの実母を妻に迎えた。

 ラファエロといっしょにルクレツィアの幸せを願っている。

 その相手として養子のラガロでは控えめに言って荷が重いだろうなと思っているが静観。


○ラファエロ・ガラッシア(三八歳)

 公爵。魔王ラスボス。《水》

 娘への溺愛が過熱中のお父さま。

 ルクレツィアの幸せの後押しはしたいが、想い人ができたらできたで複雑な心境。


○エレオノーラ・ガラッシア(三七歳)

 公爵夫人。《地、治癒》

 アンジェロとベアトリーチェの結婚準備に大忙し。

 ファウストちゃんの婚約についても気になる。

 ティアちゃんにも早く新しい恋を見つけてほしい。


○マテオ・ヴィジネー(三〇歳)

 ステラフィッサ大聖堂の大司教。《地》

 エレオノーラの父方の従兄弟。

 信仰心篤め。


○ドンナ(三一歳)

 ルクレツィア専属筆頭侍女。《風》

 お嬢様が心配。

 

○セルジオ(五〇歳)

 ガラッシア家執事。《水》

 ルクレツィアと別邸に移ったファウストが心配。


○グラーノ new!(十歳未満)

 「聖国」の副神官。使節団の代表。

 尊大なふるまいもご愛敬な少年。

 家名は捨てているが、ステラフィッサ国の出身。


○フォーリア new!(二十代後半)

 グラーノの従者。

 とにかくグラーノ様が大切。

 物腰は穏やかで、はじめて会ったとき、ルクレツィアはレオナルドに似ていると感じたが、どうにも印象が定まらない。

 


◇ゲーム攻略の重要人物


○バル様、バルダッサーレ一世

 十二貴族の祖を束ね、ステラフィッサを建国。

 太陽王。よく人を拾う。


○エリサ

 千年前の星の巫女。

 セーラとあまり変わらない時代からやって来ているが、元の世界には帰らずバルダッサーレの妻となった。

 十二の星の探索について記した日記は、八つ目までの二冊しか見つかっていない。

 


○おっさん(名前不詳)

 星の声を聞く星の民。

 星の民のその後はまだ些細不明。


○ルーナ姫

 建国王の妹。ガラッシア家の祖。

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