第9話 カシキリ/森島先輩、すごく喜んでくれてるみたい

○スパ施設・水着着用温泉エリア・プール内(朝)

   #主人公とはるか、温水プール内に入っていく。

   #SE ザブザブと水の中へ入っていく音


はるか

「すごいわねえ! こんなに広いスパなのに、ほぼ貸し切りよ!」

「私たちで独占しちゃってるみたい!」

「高級スパだから私たちみたいな学生も少ないし、」


「大人も夕方以降に来るから、この時間ならガラガラなのね。」

「照明も抑えめで落ち着いた雰囲気だし……すっごくリラックスできそう」


   #プールの水中が、照明でライトアップされ始める。


はるか

「ワオ! 今度はプールの中が光ってるわ! こんな演出もしてるのね~!」

「もしかしてこの時間を狙ってきたの?」

「最大限スパを楽しんでほしかった?」


「……そこまで考えてくれるなんて、ちょっとズルすぎよ!」

「へっ? 『まだまだ楽しんでもらうプラン』があるの?」

「手に持ってるそれ、カードキーよね……?」

「いったいどこに行くの……?」



《第10話へ続く》


★mimicle(ミミクル)にて配信中★

『ASMRボイスドラマ アマガミ Vol.2 森島はるか編』(CV・伊藤静、CV・浅川悠、CV・佐藤利奈)

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