第9話 いっぱい・oh・グッバイ
美香の姉の名前は菜月という。
菜月はもうすぐ海外に行かなければならない時期がやってきた。
仕事ではなく親に会いに行くために。
一方舞香は、先日もらったおかずのタッパを返すためにまた家を尋ねた。
そして家の玄関に前は見かけなかった写真が飾られていた。
そこには自分の母が写っていた。
舞香「この写真、私のお母さんだ…」と言ったのです。
菜月は「貴方がこの人の娘さん?!」
2人はやっと気づいたのでした。
舞香「これ、いっぱい作った料理の余りで良かったら食べてください」
菜月「ありがとう」
舞香「お母さんの事を聞いてもいいですか?」
菜月「いいですよ、昔、お世話になったので。」
舞香はやっと母の仕事でどうしてたのか聞けるという事と、母の肩身をこの人が持っている事で菜月さんに1つずつ聞こうとしていた。
菜月「お母さん、優しい人だけど体が弱くていつも弱っていたの、それでもみんなから好かれてたし、私も好きだった…。」
舞香は泣きそうになっていた。
少ない思い出だった故に、菜月さんから母の思い出を聞けて満足していた。
菜月「そういえば、収納箱に舞香さんのお母さんの肩身を置いてあった、今取ってきますね。」
と言って取りに行った。
母の肩身は綺麗に保管されていた。
そして舞香は「いろいろとありがとうございます」と言ってさよならをした。
美香は丁度シフトが入ったのでした。
そして菜月だけ海外にいる両親に会いに行く事になりました。
その日の飛行機に向かう途中のタクシーで事故にあって菜月は永眠してしまったのでした…。
舞香はテレビをつけながら洗濯物を畳んでいて、美香はスーパーの目の前の電気屋さんのテレビで事故のニュースが放送されて
美香「事故なんて物騒ね」と言いながら数時間後に知らせが来て終わったのでした…。
あの人は何処へ〜 @Panappu2002
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