怪奇談話【もう一人の自分】
こーたろ怪談
怪奇談話【もう一人の自分】
今から数年前、都内近郊のマンションで独り暮らしをしていたときの事。いつものように仕事から帰ってくると、マンションの自室の前に自分が立っていた。
怖くなってもう一度エレベーターで下に降り、家の前のコンビニで時間を潰してから再度自室に戻るとまた自分が立っており、閉じている扉に吸い込まれるように家の中に消えていく…背筋は凍ったが不思議と嫌な感じはなかった。あれから数年たった今鏡にはもう一人の自分が写り、外出から自室の前にも彼がいる。
私に何を伝えたいのか、不明である。
怪奇談話【もう一人の自分】 こーたろ怪談 @kotaro_kaidan
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