第16話 掘られた俺!!
俺は、オルランドさんと屋敷に造られていた露天風呂に入りに来た。
オルランドさんは、程よい筋肉を持った体格をしていた。
神殿の中の彫刻のようだ。
ただ……少し残念なことに、イチモツまでもが彫刻並みなのだ。
ああいうのってデリケートな部分は、衣を纏わせるとか、小さくしてあまり目立たなくするってサントスの神殿で習ったんだけど。
俺が、イチモツに目がいってることに気が付いた、オルランドさんは言った。
「あなたが、僕に入ったら、僕が壊れてしまうでしょう?」
「前にも、王子様を掘ったって言ってましたね~~それが原因ですか!?」
「当然です。一緒に湯あみをして、しっかり、自慢をしてきましたからね。王妃様にとっておいて下さいと、進言をしました。」
「俺は~?」
「あなたは、ここで、僕の秘密の情人になるのですよ。気持ちが固まるまで。今のあなたは、何をしても何者にもなれませんよ。
落ち着くまでは、ここにいなさい。僕は、数か月に1度ここにやって来ます。その時に、僕をもてなすこと、夜も含めてです。報酬は払いますよ」
「俺、やっぱり掘られるの~?」
「あなたに拒否権はありません。」
俺はガックリと肩を落とした。
風呂あがり、寝間着を着ながらオルランドさんは言った。
「リーン、ロイルの
「本当!?」
オルランドさんは、俺を連れて行く時に言った。
「じゃあ、寝ますか」
灯りが消されて、寝室には簡素なベッドが一つあったのが浮かび上がってきた。
俺はチョー緊張していた。
オルランドさんは、俺の顔を包み込むように持って、顔を近付てて来た。
「リーン、目は閉じて下さい」
オルランドさんの口づけは凄く情熱的だ。
ねちっこくて、穏やかな人とは思えない。
身体中を、キスされたら、とうとうその時は来た。
俺は叫んだよ!!
「「「いて~よ~!!」」」
「掘られているのだから、当然です。もう少し、ムードに浸って下さい」
オルランドさんは、俺の足を持って腰を振っていた。
「イテ~よ!!オルランドさん!!もうやめようよ!!」
「はいはい!後少しです。」
オルランドさんは、俺の中に熱いものを放った。
「直ぐに慣れますよ」
そう言って、オルランドさんは俺から離れてくれた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます