第三章 千年続く災禍

第099話 新たな旅立ち

 下界管理センターにあるシルアンナの業務室。シルアンナは長い息を吐いていた。かといって、それは安堵の溜め息である。望むこと以上をクリエスがやってのけたからだ。


「まさか勝っちゃうなんてね……」


 最悪の場面まで考えたというのに、ヒナの神力を奪うまでもなく圧倒したのだ。自身が召喚した使徒。シルアンナはとても誇らしく感じている。


「シル、入るわよ?」


 するとディーテがやって来た。彼女もまた邪神竜ナーガラージがこの世を去ったことを確認したのだろう。


「ディーテ様、クリエスがやりましたよ!」

「ええ、本当にあの子は凄いわ。終末警報値が5%も下がったわよ。加えてヒナを助けてくれたことには感謝しかないわね」


 ディーテもホッと一安心といったところ。犠牲を強いるしかなかったことを考えると、クリエスには頭が下がる。最善の現状に導いたのは明らかに彼であったのだから。


「このまま北大陸へ向かうように伝えて欲しいのよ。やはり魔王候補ケンタが覚醒するよりも前に何とかしておきたいわ」


「そうですね。通信してみます」


 一つ山を越えたあと。女神たちは安堵している。警報値の低下もさることながら、やはり使徒たちが無事であったことは今後にも期待できるというものだ。


【寵愛通信】クリエス


 ディーテに見られながらの通信。ここでもシルアンナは誇らしいと思う。いつでも使徒と連絡が取れるのは世界を守護する女神にとって、これ以上ない恩恵であるのだから。


『どうした?』


 直ぐさま応答がある。霊体のように浮かぶクリエスの影が業務室に現れていた。

 早速と指示しようと考えるも、シルアンナは現れたクリエスの顔に先ほどのシーンを思い出している。


「見せつけてくれるじゃない?」


 少しばかりの嫌味を口にする。クリエスを側付きの天使にしようと決めてから、何となく所有物感があったのだ。女神は使徒でさえも下界の行動を強制できないけれど、やはりシルアンナにも嫉妬という感情がある。


『妬いてんのか?』


「違うわよ! クリエスがずっとヒナとの再会を望んでいたのは知ってるけど、あのチューって長過ぎじゃない!?」


 否定しておきながら、口を衝いたのは嫉妬そのものであった。これには流石にクリエスも困惑してしまう。主神たる彼女が頬を膨らませているなんて。


『現世は俺の勝手だろ? 俺は前世の未練を解消すんだよ』

「分かってるけどさぁ……」


 シルアンナにはまだ文句がありそうであったが、不毛な会話はここで終わる。

 薄い目をして二人を見ていたもう一人の女神によって、強制的に終了させられたからだ。


「クリエス君、此度の活躍は本当に素晴らしいわ。アストラル世界の主神として感謝を。貴方に祝福を与えて良かったと心から思えます」


 ディーテは本題よりもまず先に感謝を述べる。恐らくクリエスが討伐しなければ、邪神ツルオカの復活どころではなく、アストラル世界は滅亡していたはずなのだ。


『ああいえ、俺はヒナを助けたかっただけです。勝手を言ってすみません』


 クリエスは謝罪している。彼はヒナを犠牲とする案に反対したのだ。主神であるディーテの決定に逆らってまで戦いを挑んでいたから。


「クリエス君、結果が全てよ。貴方は用意されていなかった選択肢から、最善を掴み取りました。ワタシたちでさえ諦めていた現実を手に入れてくれたのです。感謝はあれど、謝罪など必要ありません」


 昨日の時点でヒナが生き残る選択肢はなかった。それだけは分かりきっている。だからこそ、ディーテは本当に感謝していた。


「それでクリエス君、貴方たちは速やかに北大陸へと向かってください。魔王候補は急に動きを早め、殺戮を繰り返しておるのです」


 ここでクリエスは知らされている。魔王候補ケンタ動き始めたこと。魔王化に向けて殺戮を始めたことについて。


『そいつはどれくらいの脅威なんですか?』

「現状のクリエス君なら戦えるはずよ。もう既に二つの国が滅びている。魔王候補ケンタは厄介なことに巨大なサンドワームを三体も引き連れているのよ」


 どうやら魔王候補軍は軍勢の量よりも質が問題となっているらしい。巨大なサンドワームである理由は不明だが、既に二つの国が滅亡したようだ。


『とりあえず、ヒナの従者と合流してから、北大陸へ向かいます』


「気を付けてね。現在、ナーガラージの破壊によって、北大陸への航路を持つ港は東側にあるプルネア港だけです。しかし、プルネアはクラーケンの出現により北大陸への航路が航行できなくなっております。まずはクラーケンの討伐をお願いできますか?」


 ディーテは頼みごとをする。ヒナの小舟を使用することにより、どこからでも北大陸へ渡れると知っていたけれど、世界を脅かす魔物の退治をクリエスに依頼したいと考えているようだ。


『了解しました。クラーケンはお任せください』


 クリエスの返答にディーテは目を細めていた。Aランクジョブでしかなかった彼が立派に成長したのだと改めて思う。後衛職でありながら、今では討伐依頼にも即答できるのだ。世界に愛されしクリエスを頼もしく感じている。


「お願いしますね。もうワタシたちは後がない状況です。使徒たる二人に世界の命運はかかっております」


 ここで通信は終わる。次なる目標を告げた女神たちは世界をクリエスに託していた。

 滅びから少しだけ遠ざかった現在。休息を与えたくも感じるけれど、生憎と新たな危機が迫っている。


 アストラル世界の存続は女神の使徒たちにしか願えないのだ……。



 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆



 クリエスとヒナはエルサが待つ森へと到着していた。

 第一声よりも早く抱きついたエルサ。望んでいたままの未来に彼女は大粒の涙を零している。


「お嬢様ぁぁ、お嬢様ぁぁっ!!」


 泣きじゃくるエルサをヒナは抱き寄せている。一人で待つ時間は本当に心細かったはずであると。


「エルサ、わたくしは無事です。幽霊でも何でもないのですから、泣き止んでください」


 ヒナは嬉しく感じていた。こんなにも心配されていたこと。エルサがいなければ、買い物もろくにできないのだ。クリエスと合流できたのは彼女のおかげだと思う。


「お嬢様ぁぁ、それで邪神竜はどうなったのでしょう?」


 エルサは邪神竜ナーガラージの討伐に向かったことを知っている。ヒナが持つ神格をクリエスに命ごと与えるという残酷な選択まで。


「まあ、それは必要なくなりました。クリエス様は神格すらない状態で邪神竜ナーガラージを討伐されてしまったのです」


 そういえばヒナは貧相な馬車で戻ってきたのだ。加えて馬車の御者台には若い男が座っている。だとすれば、その彼がヒナの想い人。エルサは直ぐさま察知していた。


「少年、名を聞いても良いだろうか?」


 とりあえず確認をしておく。まず間違いないだろうが、エルサは問いを投げた。


「んん? 俺の話は聞いていないのか? クリエス・フォスターというクレリックなんだが……」


 エルサは頷いている。やはり彼こそが女神さえも期待する少年であるのだと。


「クリエス殿、失礼いたしました。私はヒナお嬢様の専属メイドで、エルサと申します。一応は剣術を修めており、Aランク冒険者でもあります」


 丁寧な挨拶にクリエスは恐縮している。流石に御者台の上からではマズいと、飛び降りてエルサに向かって手を伸ばす。


「どうぞ、よろしく。ヒナを守ってくれてありがとう」


 咄嗟のことでエルサは焦ってしまうのだが、差し出された手を取って握手を交わしている。確実に年下であったというのに、どうしてか顔を赤らめながら。


「エルサ?」

「い、いえ!? ちょっとした気の迷いです! どうしてでしょうかね!?」


 年下なんて趣味ではないはずが、どうしても抗えない。クリエスが見せた笑みは眩しく映り、取った手は幸せを感じさせている。


『婿殿のイケメンオーラにやられとるようじゃの……』


 分からんでもないがとイーサ。彼女自身も女難の効果に抗えなかった一人である。クリエスに好意を寄せる女性の気持ちはよく分かっているらしい。


「マジか……」


 まあしかし、予想できる現実である。女難の効果はフォントーレス公国の王妃にまで及んでしまうのだ。一介のメイド如きにレジストできるとは思えない。


「エルサさん、俺はちょっとばかり女性に好かれやすい体質なんです。恨みとか否定的な目で見てもらえると抗えるはずですけれど……」


 ランクアップした女難の効果がなかったのはベルカくらいである。彼女はクリエスを獲物として見ていたから、効果がなかったのだと考えられた。よってエルサには何かマイナスイメージを持ってもらうしかない。


「と、言われましても、貴方様を見ていると胸がキュンと痛むのです……」


 既に完落ちしている様子。彼女の返答には溜め息を吐くしかない。何しろ、エルサはこれから一緒に旅をする仲間なのだから。


「エルサはクリエス様が好きなのですか?」


 ここでヒナが濁すことなく聞いた。そのような問いに、まともな返答ができるはずもなかったというのに。


「ああいえ、いやその、どうしてか心に痛みを覚えるのですよ。恥ずかしながら初めてのことで、この感情が何であるのか私には分かりません……」


 幼い頃から冒険者として戦闘に明け暮れた人生。十代でAランク冒険者となったことで、ヒナの剣術指南役として白羽の矢が立った。二十九年という年輪を重ねていたエルサであるが、恋愛どころか恋心さえも抱いたことがないという。


「初めてなのですね。もう三十路前だというのに……」

「ぐはぁぁぁっ!!」


 エルサは胸を押さえながら倒れ込む。ヒナに悪気がないことは理解していたけれど、流石に心が酷く痛んだ。


「エルサ、それならば、わたくしには謝罪することがございます……」

「はぁ……」


 倒れ込んだエルサは胸の痛みに耐えながら頷いてヒナの話を促す。この場面で謝る内容とは何であるのかと。


「エルサが男女交際に疎いと分かっていました。若輩であるわたくしはエルサを敬うべきだったのです。本来ならエルサが順番的に先でなければ世の理に反します。何しろエルサはもう三十路……。だというのに、わたくしはエルサを裏切るような真似を……」


 言ってヒナは激しく頭を振る。本当に申し訳ないと考えているのはエルサにも伝わっていた。


「今思えば浅はかでしたわ。わたくしは三十年と生きるエルサよりも先に口づけを済ませてしまったのです! 三十路のエルサでも未経験だと知っていたにもかかわらずです!」

「がっはぁぁっっ!!」


 此度は水平に倒れた。もはやエルサの精神ライフはゼロに違いない。


「エルサも恋を夢見るお年頃。だというのに、わたくしはエルサの心境など考えておりませんでしたわ。決してエルサに先んじて大人になろうとしたわけではないのですけれど……」


 エルサの恋心は急激に冷めた。他ならぬ主人の精神攻撃によって。

 はぁっと溜め息を吐きながら、エルサは立ち上がっている。


「クリエス殿、お嬢様はこれでも公爵令嬢です。貴方様では決して手の届かぬ人。どうかお嬢様を惑わせないよう願います」


「エルサ、わたくしは転生前からクリエス様の所有物なのです。お父様やお母様が反対しようと決めていたことですし、また説得できると考えております。クリエス様がいらないと仰らない限りは約束を違えません」


 エルサの話にヒナは口を挟む。転生前の約束は絶対なのだと。


「しかし、お嬢様……」

「決まっていたことです。それに……」


 何を言っても頑固なヒナが意志を曲げるはずもない。エルサは保護者でもあったから、何とか説得しなければならないというのに。


「妙齢のエルサよりも先にチューしちゃいましたし……」

「私のことは関係ないでしょ!? もう分かりましたから、ソレ!」


 失態のように語るヒナであったが、エルサには彼女の感情が否定的ではないことくらい理解できた。嬉々として語る様子はヒナも望んでいたことなのだろうと。


「それでクリエス子爵、これからどうするおつもりです?」


 キッとした表情でエルサが問う。彼女は完全に女難の効果から逃れられたらしい。


「ああ、別にクリエスでいいよ。一代貴族でしかないし。それで今後についてだけれど、女神様から次なる指示が出ている」


 とりあえずはヒナの死を回避したけれど、まだ世界は存亡の機に直面したままだ。魔王候補ケンタが北大陸で暴れ回っているのだから。


「実は魔王候補が北大陸の東側で脅威となっているんだ。魔王化する前に討伐して欲しいと聞いている」


「魔王候補? グランタル聖王国は無事なのでしょうか?」


 エルサたちが北大陸を離れてから、随分と期間が過ぎていた。従って彼女は故郷がどうなっているのかを心配しているらしい。


「詳しくは俺も知らない。何せヒナを助けるのに必死だったから。ディーテ様が仰るには巨大なサンドワームを引き連れているらしい」


「サンドワーム? というかクリエス殿はシルアンナ教徒ではなかったのでしょうか?」


 エルサの疑問は尽きない。確か彼はシルアンナ教徒であったはずなのに、どうしてディーテの名が出てくるのかと。


「女神様は敵対していない。手を取り合って世界を守っているんだ。俺はディーテ様にスキルをもらったし、祝福もしてもらった。俺自身はシルアンナの使徒だけどな」


「なるほど、天界は私のような平民が想像する場所ではないということですね。てっきり女神たちは信徒の獲得争いをしているのかと」


 地上では教団が信徒の奪い合いをしているのだ。まさか天界の構図が地上と異なっているだなんて考えもしていない。


「まあそれで俺たちが向かうべきは東の果てプルネア。そこから海路を使って北大陸へと向かう」


「クリエス殿、私どもは小舟を所有しております。妖精が動力として使えるので、このまま北上し西側から北大陸へ向かえばよろしいかと」


「妖精じゃない! あたいは大精霊だって!」


 エルサの話にヒナの首筋から青白い輝きが舞う。またそれは言葉を話していた。

 クリエスは流石に驚いたけれど、発せられた話に思い当たる節もある。


「お前、ひょっとして初代ウンディー・ネネか?」


 失われた大精霊。千年前にあった災禍の原因ではないかと思う。


「よく知ってるね? あたいは初代ウンディーだよ。今は二代目がいると思うけど」

「クリエス様、ウンディーを知っておられるのでしょうか?」


 ヒナがクリエスに問う。ヒナ自身は二体の大精霊と出会っていたけれど、大精霊を引き連れていないクリエスがなぜ知っているのかと。


「実はシルから聞いていたんだ。風の大精霊シルフ・イードと俺は出会ったことがあってな。その折りに千年前の災禍は四大精霊のうち三体が消失したからだと聞いた。まあだから、そうじゃないかと思ったんだ」


「シルフを知ってるんだ? 今は解放されたの?」


 ウンディーの質問には首を振る。恐らく邪竜ナーガラージが神格を得た原因なのだ。シルフは南大陸にいたし、神格を取り込まれたのだと思う。


「あの頃の俺は弱かったからな。シルフを守れなかった……」


「シルフも天に還ったのか。まあ、お空でサラと仲直りできるかもね……」


 ウンディーはサラの現状を把握しているようだ。あのときはヒナに諭された彼女だが、以来一度もサラの声は聞いていない。存在すら感じられない現状を考えると、先に天へと還ったのだと思えている。


「それでエルサさん、俺たちがプルネアに向かうのには他にも理由があるのです。東側の航路にはクラーケンが現れているらしい。それを討伐してくれと俺は願われています」


 クラーケンの情報はエルサたちも知っていた。何しろクラーケンを避けて西側を選んだからだ。幽霊船の方が与し易いと。


「クラーケンなど倒せるのでしょうか?」

「戦ってみなければ分かりません。まあでも倒せるかと。邪神竜ナーガラージほど強いはずもないのだから」


 自信満々にも聞こえる。エルサは息を呑むしかなかった。クラーケンなんて化物は人の手に余るもの。今もまだ討伐されていないということは各国の兵たちでは手も足もでなかったからだろう。


「いや、私は反対です。お嬢様を危険に晒すわけにはなりませんから!」


 エルサは毅然と返している。保護者兼護衛である彼女はクラーケンという強大な魔物と敢えて戦うなど無駄としか思えない。


「エルサさん、なら二人して西側から北大陸へと向かってくれませんか? 俺はディーテ様と約束したのです。今さら撤回などできません」


 エルサとしては戦闘を回避するだけで良かった。しかしながら、返答はまた別れて行動するといったもの。彼は一人でも戦うという。


「エルサ、東へと向かいましょう。クラーケンなどクリエス様が討伐してしまいます。邪神竜ナーガラージと比べれば大した魔物でもありませんし」


「お嬢様!?」


 エルサは耳を疑っていた。実際に邪神竜ナーガラージを見たわけではない彼女にとってクラーケンも強大な敵であるのだ。観光に向かうような軽い口ぶりで東へ行こうというヒナが信じられない。


「お嬢様は怖くないのでしょうか?」


 問わずにいられない。もしもヒナに命令されたとすれば、エルサも腹を括る。命に替えてでも主人を守る覚悟があった。


「怖い? エルサ、わたくしは未来に希望しか抱いておりません。生まれてからずっと人生の区切りが示されておりましたから。絶望するよりも期待する。これはわたくしの処世術なのかもしれません」


 呆然とエルサは顔を振った。そういえばヒナは転生時から人生に制約をかけられていたのだ。時間が経過するたびに絶望していたのでは、とても精神状態を保てなかったことだろう。


「私はお嬢様に生きて欲しいです。貴方様はアストラル世界の光。闇に染まった世界など望むはずもありません……」


「それならば戦いましょう。避けて通れぬ道が人生にはございます。クラーケン退治は女神様が願われている。ならば使徒たるわたくしは赴かねばなりません」


 本当に強い人だとエルサは思う。酷い制約を課したのは女神自身であるというのに、今も女神を信頼し、望むままにあろうとするヒナ。恨むならばまだしも、余計な役割まで背負おうとするなんて。


「エルサ、クリエス様を信じてください。わたくしの想い人は想像よりもずっと強く、考えていたよりもずっと紳士ですわ」


 のろけのような話が続けられる。エルサは小さく笑って頷いていた。

 王子殿下に言い寄られても振り向きもしなかった主人がここまで信頼している理由が知りたいと思う。


「お嬢様、一つだけお聞かせください。お嬢様はクリエス様と出会えて良かったのでしょうか?」


 この問いが肯定されるならばエルサは従うだけ。主人を信じ、どこまでも共にするだけだ。


 思考する間もなく、ヒナがエルサに返答を終える。


「わたくしは幸せです」――――と。

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