第85話 昔の論文
チャットGPTが騒がれる世の中になりました。そう言えば、ふと気になって昔の論文事情を旦那様に聞いてみた。
大学時代、卒業論文はどんなふうに書いた?すると、
「そりゃあ大変だった」
と、第一声。当時は400字詰論文用紙横書き多分A5にインクで書く。インクですよ万年筆みたいなもので…ボールペンじゃいけないのかな?幾分楽な気がする。
ホワイトも無く、訂正も容易じゃない。切り貼りも出来ない。削除できない。並べ替えできない。後で間違いが見つかると書き直ししかなくて大変だったそうです。
そうです、一大事!!その頃、一昔前にはパソコンも無かったのです〜と絶望感にふける。
若者諸君、例え枚数が嵩もうとも、テキストを入れたり画像を貼ったりしようとも一字一句ペンで書くことに比べれば…なんて可哀想…。チャットGPTなど問題外。
編集ができるということはもう神が味方してくれてるということですよ。間違えたって構成が変わったって良いんですから。
今日はここまでと適度なところで止めても、また続きを書けば良い。
どんなに忙しくても博士号持ってる人は書いたんだよね。頭が下がります。
今は、どんな感じなんでしょうね。手書きでって限定しているところもあるんでしょうかね。
私は大学には行ってないので未経験です。でも文章は書くので興味があります。どんな風になるのかやってみたいです。
ただ、自分の言葉を見つけて表現するのが作家の仕事みたいに思うので、チャットGPTに頼ろうとは思わないけど、パソコンは有って良かった。
一発で見事な文章がかけたら最高とは思います。
名だたる文豪はそうなんだろうか…
昔はその人の名前入りの原稿用紙が有ったらしいもんね。温泉宿で小川のせせらぎを聞きながら原稿をしたためる。そんな光景が浮かびます。
私は、適当にザット書いて手直したり肉付けしたりする方だから、書き直し、書き足し、誤字正し、やることはいっぱい有ってこれパソコンで出来ないなんて地獄です。原稿用紙が真っ黒になります。
この時代に生まれてよかった。ウォシュレットとパソコンに感謝です。
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