第84話 雨が降っています
家の中まで聞こえるような激しい雨が降っています。本格的な雨の一日になりそうです。低い音が聞き取りにくい私には聞こえない小雨の音。今日は聞こえる…雨樋や家の周りにある金属や石を弾く音。多めに降っているんだな。
昨日飲み会で遅くなった夫は朝もスッキリ起きれず、何時もは6時に起きて仕事に行く前に犬の散歩をするのに、それも叶わず、
「後で散歩に行ってね」
と、申し訳無さそうに言って、ゆっくり朝食を摂って出かけました。忘れずにサーモスのお茶も鞄に押し込んで。
レインコートを着せるほどでもなさそうな雨。私は傘を指して、相棒は全身濡れながら日頃の半周、回って帰ってきました。もっと行きたそう、でも、今日はこれで我慢してね。
雨だからかコーヒーが飲みたくて、出かける前に用意して蒸らしだけして出かけた。家に帰るといい匂いが部屋に充満していました。朝の香り…
今日の珈琲はエチオピア。毎回ミディアムを購入します。苦い珈琲はあまり好きじゃない。ミディアムが丁度良い。
先日下の娘がやってきて、
「この珈琲美味しいね。どこの珈琲?」
と聞くので、
「エチオピアの珈琲。美味しい?」
「うん酸っぱい珈琲は嫌いなんだ」
と、一人前に…珈琲が分かる歳になったか〜
珈琲とワインは難しい。まだ、珈琲は日常的に飲むから好みが出来てくる。苦いのは嫌だなとか、酸っぱいのは嫌だな。とか…その中でこれは美味しい。というのを見つければいいけれど…
ワインは日常的に飲めない。飲まない。飲まないんだから分からなくて良いんだけど、このままワインの味がわからないまま終わるんだな。と一抹の寂しさ。じゃあ飲まなきゃ、美味しいワイン見つけなきゃ…そうだね。飲まなきゃだ。
一度も食べたことのないものを思い描く…クサヤ、鮒ずし、これは我が家は持ち込み禁止令が出ている。食べたことも嗅いだことも無い私としては不本意。
だって良さも悪さも知らないんだから。知らないうちに持ち込み禁止になってしまって味わう術がない。人様が駄目っていうものだからきっと相当ヤバい物なんだろうなとは思うけれど…一度も試さないってどうなのかなあ。
今度どこかで夫のいないところで試すのも良いかもね。そんな機会があったら試してみたい。
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