僕のこと

この世界から消えてしまいたいと

思ったことはあるだろうか。


「死にたい」ではなく

「消えたい」という願望に苛まれることが僕にはある。


僕の存在などなかったことにしてしまいたい。


僕の世界を彩る全てのものから自分を遠ざけてしまいたい。


僕の世界に僕の居場所がないように感じて

息苦しくなる。


けれど僕は君に明日も会いたくて

君にもらった幸せを手放せなくてここで立ち止まり続けるのだろう。


生きることも死ぬこともままならない僕を

そばにおいてくれる君は僕の神様だ。


この世界に生きるすべての人に加護がありますように。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る