epEX 6章時点での設定まとめ
【魔法】
知的生物の“願い”の集合体。
“願い”によって奇跡は起こる。
なにも無い場所に水は生まれ、何もない場所に命が産まれ、奇跡は起きる。
【魔術】
知的生物の“願い”が生んだ【魔法】が人間に使われることで別の便利な形になったもの。
言うなれば人造奇跡。
人々の“願い”を燃料に、奇跡を起こす。
【魔術師】
【魔術】を行使する人間。
人々の“願い”を叶えられると人々に認知された者。
それはすなわち強大な権力を持つ者。あるいは大犯罪者や聖人などの有名人。
【称号】
【魔術師】について回るもの。
その【魔術師】を端的に表した言葉であり、その称号によって【魔術師】は人間でなくなる。
仮に大衆が善意による大犯罪者を【悪魔】と呼べばその大犯罪者の性格は悪辣なものに変わるだろう。
仮に欲に塗れた聖人を【イエス・キリストの生まれ変わり】と呼べばその聖人はキリスト教的に聖人らしく変わっていくだろう。
そしてそんな風に大衆が望む存在はただの人間と違い、早々に死ぬこともない。
寿命的にも、物理的にも。
【地球】
原初の地球は岩しかない星だった。
そこに人間たちの祖先は生まれ“こうだったらいいのにな”という願いによって現在の姿になっていった。
聖書風に言えば“光あれ”と言うやつ。
今の地球は人々が”こうあってほしい”と願い続けた結果。
また、科学が力を持つにつれ”全球凍結”や”温暖化”という与太話が事実であったと認識され、その常識に従って自ら滅びに向かっている。
科学が実質的に終末論となって環境問題を起こしているという図。
【ミスティカ・アナザーワールド】
【原始の魔術師】ゾシモス(【偉大なる錬金術師】ニコラス・フラメル・【新時代の魔術師】アレイスタークロウリー)が【科学者】ジェスと共に作り上げたもう一つの【地球】。
【魔術】が普通に受け入れられている世界で生まれた【魔術師】を世界中へ配信することで【地球】を【魔術】の使える場所にするために生み出された。
【覚醒した魔術師】
“英雄”、“勇者”、“完成された魔術師”などの名称で呼ばれることが多い。
【称号】を受け入れ、それと共に生きる【魔術師】のみが辿り着ける境地。
現在は【響界独神】、【偉大なる錬金術師】、【独奏淑女】の3名。
ほぼ覚醒しているのは【米国の勇者】、【天下無走】、【歴跡眼見】の3名。
必要なのは知名度とそれにまつわる強力なエピソード。
所謂”神話”じみたストーリーが必要であり、もしも【米国の勇者】が【響界独神】に傷をつけていれば覚醒した魔術師にもなれただろう。
【ミスティカ・アナザーワールド計画】
科学と魔術の融合技術によって仮想の異世界を作り出し、魔術師を作り出す計画。
その計画はいくつかの段階がある。
・仮想の異世界を作り出す。
・そこに地球人がアバター(化身)によって旅行できるようにする。
・ゲームのような世界をゲームとして配信者たちにプレイさせる。
・異世界側の彼等が魔術師に覚醒するのを待つ。(配信による知名度とアバターに仕込まれた”ゲームシステム”という実質的な催眠を利用する。)
・魔術師になった配信者が現実世界で魔術を使う。
・魔術師が地球で魔術を行使しまくりその様子が世界に認知される。
・魔術師の存在が認知されることで魔術師のいる世界に地球が変化する。
・そうなれば賢者の石が復活する。これにて計画終了。
留意点として魔術師たちがゾシモス側へ敵意を見せた場合賢者の石による無限の再生力と力で粛清する事。
【賢者の石】
赤い結晶であり、水銀の結晶。
神秘の時代となったことで完全にその力を取り戻す。
“死にたくない”という人々の願いが魔法となったものを“命の水”として精製する。
その力は持つ者を無限に再生させる不老不死の霊薬。
この力によって所有者は常に万全の状態を維持されるため魔術も使い放題、不老不死の完全なる存在になる。
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