第16話日記への思いやり

 第十六話では、日記への思いやりとやや抽象的なことを書くかもしれないが、ご了承ください。

 

 わたしは交換日記を続けて、もうすぐ一年を超えようとしているわけだが、まだやめる気はない。

 楽しいことや悩んでいること、たくさんの思い出を残しておけるのが日記の醍醐味的要素ではないかとわたしは思う。

 楽しい思い出、苦い体験、苦痛な日々いろんな側面を日記に書いて、それをいろんな人に伝える。

 日記の書き方は人によって違うのは当然であり、それもまた個性の一つともいえる。

 日記だけではなく、人への思いやりもやはり重要なことではないか。

 

 思いやりや思慮はなかなか簡単に語ることはできない。

 しかし、誰かのために尽くす行為や行動は社会全般において、必要不可欠ではないかと考える。

 困っている人がいたら、助けてあげるのが人間の信条であるともいえよう。

 

 日記を書いて、くすっとでも笑ってもらえたら、また交換日記をしようという気分になる。

 この世の中に思いやりを持って、人に接することができる人間は多いか少ないかはわからない。

 でも一人でも救えるのならば、どんな手段もいいからやってみるのが一番近道であると思う。

 日記への思いやりと書いたが、要するに言葉や文章、文字一つとってもその人が感じる印象は異なる。 

 そういうやさしさや感受性もまた日記に込められた言葉や文字、文章に現れてくる。

 交換日記を書くことは一種の表現方法ともいえる。

 

 簡単にまとめたが、お判りいただけたであろうか。

 

 

 

 

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