第15話日々の思い出
交換日記のすばらしさはほかにもある。
今回は日々の思い出という話を書くことにする。
人によって、思い出の考え方は異なって当然である。
わたしは交換日記を始めてから、たくさんの思い出を書いてきた。
それを母が読んで、また母が思い出や日々の出来事を書き足していく。
それも交換日記の素晴らしい点であるとわたしは思う。
普段何気ない日常生活の中で、面白いことや悩み事、苦労したことなど様々ある。
そういったことを共感し、他人や知人、両親に共有できる情報手段としても日記は効果を発揮する。
ではどういった効果を発揮するのか。
まず相手が知らないことを日記ならではの文章で相手に伝えることができる。
例えば今日はコロナワクチンの接種に行ったと書くとする。
会場は混んでいて、順番が回ってくる間に係の人に
「検温をお願いします。」と言われる。
もし体温が高すぎたら、ワクチン接種を受けることができない。
現にわたしも前に会場に行って、検温したが、三十七度くらいの熱があった。
「そのためにコロナワクチンの接種ができない。」と係の人に言われた。
後日また会場に足を運んで、平熱であることを検温で確認してもらい、何とかワクチンを接種できた。
こういう事例も少なくない。
しかも夏場で気温が高い日だったのと、わたし自身が体温が元から高い人だったこともあり、すぐにコロナワクチンを接種できなかったのだ。
こういうことは経験したことない本人でないとわからない情報である。
そのため、このことを日記に書くと、相手は
「体温が高かったりすると、ワクチン接種は受けられない。」と理解できる。
大袈裟かもしれないが、これはわたしの実体験のことを書いている。
そういう情報も体験も交換日記で相手や両親、知人と共有したり、共感できたりする。
そういったことも日々の思い出の一ページに書き足すことができる。
それが交換日記のすばらしさの一つでもある。
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