わたしと母の交換日記

第11話習慣

　交換日記を書くことが母とわたしの習慣になりつつある。

　人によっては運動したり、料理を作ったりといろんな日常の習慣がある。

　日記に託された思いは決して色褪せることはない。

　絵日記というのもあるし、観察日記というものもある。

　絵日記って絵と文字で構成されているもので、その時の思い出がより鮮明に残りやすい。

　観察日記というと朝顔とか植物の絵を描いて、その時の成長や状況を書くものだと私は思っている。

　人によって日記の捉え方が違うのは当然だし、十人十色な発想があっていい。

　習慣と言えば、こうやってこの話を書くのもそうかもしれない。

　朝起きて、歯を磨くのもそうだし、顔を洗うのも習慣の一つである。

　となれば母とわたしが交換日記しているのも習慣の一つとして考えても不思議ではない。

　その人なりの習慣があってこそ、生活が潤っていく。

　人はみな違って、個性があり、そこに独特な習慣や癖が生まれる。

　いい習慣だったり、改善すべき習慣であったりする。

　例えば、いい習慣と言えば、朝ごはんを食べて、歯を磨く。

　食後に休憩してからウォーキングをする。

　これも習慣の一部である。

　改善すべき習慣とは、食べ過ぎてゴロゴロするのを運動して、体を鍛えるという風に考え方を変えればいい。

　日記もそういうたぐいのものであると私は思う。