第4話わたしと母の交換日記

 第三話で交換日記の楽しさについて触れた。

 日記を書く楽しさって人それぞれで感じ方が違う。

 ただ一日起こった出来事だけ書くのもよし、その日にあった楽しいことや嬉しかったことを書くのもよい。

  

 わたしと母の交換日記というタイトルをつけたのは、日記を身近に感じてほしいから。

 日記を書く楽しさがわかれば、どんどんいろんなことが書きたくなる。

 そして、文を書く楽しさにもつながる。

 文を書くのが苦手な方も日記ならば、自分の思ったことを書けばいいから楽であろう。

 情報を相手と共有できれば、なお日記を書く張り合いが出てくる。

 そういう楽しさやわくわくした感じも日記ならではの醍醐味である。


 勿論、母もわたしの書いた日記を読んでいるし、わたしも母が書いた日記を読んでいる。

たとえ内容が異なっていても、お互いの心境や状態がわかるので、日記はやめることができない。

 これも交換日記の楽しさではないかとわたしは思う。

 

 双方の日記を読んでいても、飽きないのは互いが情報を共有し、理解しているからかもしれない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る