第3話交換日記の楽しさ

 第二話で交換日記のきっかけを書いたわけだが、第三話では交換日記の楽しさを書いていこうと思う。

 

 交換日記の楽しさはどんなことを相手が書いているのだろうと想像するところにあるとわたしは思う。

 その想像している時間もまた楽しい。

 その返事や日記の内容で、わたしなりの思ったことや感じたこと、今日の出来事を書いていく。

  

 例えば母が今日職場でこんな患者がいて、この患者はとある病気で苦しんでいる。

 今、この患者は病気が進んでいて、病気がよくないから病院の医者に診てもらっている。

 ちょっとでもよくなるように励ましている。

 といった内容を書いたとする。

 それを私が読んで、その内容に対する返事を書く。

 一刻も早くその患者の病気が治ることを願っている。

 少しあいまいな表現になってしまったが、こういった内容を日記に書くようにしている。

  

 自分が知らないようなこともその日記を読めば、

  「母は患者さんのことをこういう視点で見ているのだな。」

 ということがそれとなくわかる。

 

 わたしが知らないことも母が知っている場合もあったり、逆もあったりするので、

 交換日記をするとその内容に触れることができる。


 これが交換日記の楽しさの一つである。 

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