童話

第24話ごぶ

　ゴブリンの能力を調べてみた。すると言語を話せることが分かった。

　そして、スキルは特になく、弓矢や石とかで攻撃してくるらしい。

「なんだ。余裕だな。しかし言語を話せるのなら仲間に出来るかもしれないな」とか一人ごとを言っていたら、向こうから弓矢がびゅんびゅんと飛んできた。

「おいおい、ふざけやがって先制攻撃かよ。友好条約を結ぶのは不可能そうだな」

　俺は閃いた隕石魔法を作成し、隕石を空から降らした。ただ現時点のレベルで使える隕石が小石ほどだったらしく、それで魔法ポイントは空になったけど、それでもその小石隕石でゴブリンの一匹を仕留めることが出来た。

　魔法はもう使えないのか、そこで思い付いたのが、エネルギー吸収スキルである。太陽から大地から風などから自然エネルギーを吸収して魔法ポイントに変えるスキルである。それを作成した。そしてそれを使ってすぐに魔法ポイントは回復した。

　そして小石ほどの隕石をどんどんと降らせてゴブリンの群れを壊滅させた。

　レベルが８に上がった。

　基本レベルアップで覚える魔法はなくて、自分で作成するか誰かのを見て覚えるかぐらいしかないな。と思った。

　召喚魔法を閃いたので、魔法作成スキルで召喚魔法を作成した。

「召喚」

　俺が召喚魔法を唱えると、小さなカマキリを召喚できた。

　地球の生き物を召喚してしまった。まあいい、いつかモンスターも召喚できるだろう。