第22話でてきた

 創作スキルで地図スキルを獲得した。この地図スキルはこの世界の地図が分かるものである。細かい地図スキルも作ろうと思ったけどあまり知りすぎても面白みに欠けると思い取りあえずはこの星の全体地図だけ知ることにした。

 その結果、この星は地球の約500倍の大きさだという事が分かった。

 もちろん海もある。今現在いる場所は地球ではどこにあたるのだろうか。島国でないことは確かだが、まあそれはどうでもよいか。

 ワクワクしてきたのだが、敵は一向に出てこなかった。

 出て来るのを待つ間、魔法を作る事にした。けがを回復させるヒールから属性魔法を知っている限り作ることにした。光、闇、風、土、火、水、の魔法である。厄災の魔法も思いついたので作ることにした。後はギャンブル魔法。これは何が起きるか分からない魔法で、自分に被害は及ばない魔法である。

 とりあえずはこんな所かな、と思っていたら気配を感じた。

 空に鳥が飛んでいるなと思っていたらそれは巨大鳥だった。目がきまっていて、モンスター鑑定のスキルを作り、鑑定してみたら毒ブレスを吐き出す鳥だった。

 面白そうだ。と思い相手の能力をコピー出来るスキルを作った。

 相手が毒ブレスを吐き出してきたので俺も毒ブレスを吐き出した。ちなみに毒ブレスを獲得したと同時に、毒耐性のスキルも付属としてついてきた。それはそうだろう。それがなければ毒を吐いたと同時に死ぬことになる。

 毒対毒のブレス対決、しかし俺の毒ブレスは相手の毒ブレスに押された。

 ど、どうして。簡単な事だった。相手と自分との実力差である。レベル差、スキル能力差と言ってもよいかもしれない。相手の方が基本値が高い、つまりその分毒のブレスも威力があるというただそれだけの話だった。

 俺は毒ブレスをいったん止め、後ろに下がった。そして光魔法を唱えた。

「光魔法! 光の刃」

 光が刃となって天から降り注いだ。そしてその刃は巨大鳥を串刺しにした。

「やったやっつけたぞ」

 レベルは6に上がった。そして戦いの最中に雷魔法を閃いたので、作成することにした。毒魔法も思いついたので、作成した。幻影魔法も思いついたから追加した。

 ふと手を見ると爪が伸びていた。

「爪魔法ってのもありかもな」

 俺は爪魔法を作成した。そして使ってみた。

 爪が伸び鞭のようにしなった。そしてその爪は強度を変える事が出来、鋭利にすることも出来るようにした。

 

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