◎エピソードタイトルの元ネタ

『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』に登場する楽曲『I Believe』および『Life Will Change』から。5章はP5要素が強めです、人生を賭けて奪いにいけ。

◎エピソードの狙い

　仁輔が傷心から復帰し、義花と二人で関係性の清算へと向かっていくための助走の回。

　義花は仁輔と咲子に向き合いつつ、できるだけ津嶋家に迷惑のかからない道を選んでいます。むしろこの時は咲子の方が、義花と特別な関係になることに強い執着を抱いています。前話の回想も合わせ、咲子は全く納得できていないんだな～と伝えたい電話シーンでした。

　後半、義花が本気で医師を目指すべく教師に相談するシーンです。

　登場した裏野先生は、Rainbow Noiseシリーズでチラッと出ていた裏野耕輔くんです。香永に続いて2人目の母校赴任パターン、なんなら原作よりも台詞が多いのでは……希和のそばにいた彼なりの姿勢、義花にも響いたはずです。「本気」はカレママで大事なテーマの一つ、それを後押しする教師の矜持。

　ちなみにここで語られている岳都大の入試方式ですが、信州大学医学部のを参考にしています。「岳都」は長野県松本市の愛称から取っていますし、信大医学部も松本にありますね。

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