完結、おめでとう御座います。
最初から最後まで、ハラハラしながら拝読しました。特に最後の最後で、これ程の年月をかけて積み上げた千穂の思惑と、それを知った上での健太の選択がなんとも言葉にできないです、、、。寂しさなのか辛さなのか、それとも蜘蛛の糸に縋るようなほんの僅かな希望なのか。閉鎖的で怖く悲しい、そんな、ジャパニーズホラー映画を見終わったあとのような感覚です(語彙力なくすみません)
本当に面白かったです。興味深く楽しめる物語りを、ありがとうございました。
(それから、ステキなレビューコメントをありがとう御座いました!この場をお借りし、お礼申し上げます。)
作者からの返信
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
実は普段あまりホラーを読まない&書かないため、本作もホラーとしてきちんと成立しているか不安でしたが、初期のころにレビューにてジャパニーズホラーと称してくださり励みになりました。感謝いたします。
『結界の守護者』の続きも楽しみにしております(^▽^)/
とても面白かったです。
「千穂を助けるためなら何でもできる」健太の姿は健気で純粋に見えますが、ふと見方を変えると執念に取り憑かれているようにも思えてゾクっとしました。
千穂の本懐が明らかになると尚のこと、咲耶家とは別の意味で健太も呪いにかかっていたのかも、なんて思ってしまいます。
34話の、健太の部屋を訪れた巧真が去っていく場面が印象に残りました。健太の「普通」の世界との繋がりが切れてしまったようで、なんだか切なかったです。
連載お疲れ様でした!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
私の確認ミスで、返信が漏れておりました。申し訳ございません。
果たして呪いをつくるのは神か、人間か、どちらもありうるのではないのかと思いこのようなお話にしてみました。
34話はおっしゃる通り、健太が後戻りできないところまで来てしまったことを示すために入れたエピソードでしたので、意図をくみ取ってくださり嬉しいです。