クリエイティブで文章がおかしい文章が
クリエイティブ:自由な発想と展開
期待大。どんなはっちゃけっぷりを見せてくれるのか。
1.デフォルト
(私の小説はトンと評価されなくなった。評価されていたのに、あのコメントが出て以来だ。)
それからというものの、ずっと「おかしい」とか「文章がおかしい」などと言われたり言われた気がするのだが、気にしないようにした。
そもそも「文章がおかしい」なんてコメント自体おかしな話ではないか。
おかしいものは仕方がないじゃないか。
それをわざわざ正そうとしていたらキリがないじゃないか。
しかし、私はその言葉を何度も聞いた。聞き続けた。
そのうち、なんだか腹が立ってきたのだ。こっちこそ「お前らがおかしいんじゃないか」と怒りをぶつけたいくらいである。
一体私が何をしたというのか?
確かに私も変な日本語を使ったりするかもしれないし、それに気づかないことはあるかもしれない。
けれど、それが何だというのだ。他人の文章を悪く言ってまで何かしたいというのか。
そんなことより自分の書いたものに目を向けろよと言いたかったが、言えなかった。
言えばよかったのだろうか?
いやでも言うべきだったと思う。
私はそういう意味でも未熟な人間だと分かったからだ。
こんな感じに
・・・コメント・・・
理不尽な批判者を批判したいのだが、その勇気もなく逡巡している男の苦悩を描いている。
建設的なことに目を向けて欲しいと願いつつ、その中には彼のエゴイズムが見え隠れしている。
秀逸な心理描写と思われる。知らんけど。
2.セリフ優先
(私の小説はトンと評価されなくなった。評価されていたのに、あのコメントが出て以来だ。)
「こんなクソみたいなもん読むやついるのか?」と思った時もあった。
でも読んでくれている人はいた。でもトンと評価されなかった。
一体何が起こったんだろうか?
一体誰が何のためにあんなことを言い出したんだろうか?
一体誰が誰に向けてあの文を書いたのだろうか?
結局誰にも
「こんなもの読まなくていいんだよ」
という風に聞こえてしまったのではないかと思う。
それくらい悪意のある言葉だったからだ。もちろん私はそんなこと微塵も思っていなかった。
自分の文章を褒めてくれた人もいる。
しかしそういう人ばかりじゃないことは私が一番知っている。
みんな「この人の小説なんか読む価値ねえよなー」「もっと他の人が面白いもの書いてくれるといいんだけどな」と思っていて、だから私がどんな文章を書いたって関係がない。
つまり、私に対して言っているのではなく、世間に向けての言葉だったのだ。
私はそれが嫌だったので、コメントを削除して、代わりに「文章がおかしい文章が」とコメントをした。しかし
・・・コメント・・・
冒頭からアツい自虐。
主語を「個人」から「世間」へと大きくする戦法に出た。読んでくれる人、褒めてくれる人もいたらしいが、世間はそんなに甘くない。なのでしれっとコメント削除しつつ、文章がおかしい旨をコメントし返した。
主語の大きさに反してやっていることの小ささよ。
3.地の文優先
(私の小説はトンと評価されなくなった。評価されていたのに、あのコメントが出て以来だ。)
そして、あのおかしな指摘以降、彼らの指摘通り私が書いた小説にはおかしな点が増えてしまった。
一体どこが変なのか説明して欲しいぐらいに。
それでも別にいいんだ。
趣味なのだから、別に誰かのために書くものじゃないのだから。趣味なのだから。
しかし、それにしてはおかしいじゃないか。私の作品だけトンとされなくなってしまったというのは。
私の作品は趣味なんだぞ。ただの娯楽だ。楽しく書けば良いんだ。
でも、それがどうしていけないのか? ただの娯楽なら別に悪くないじゃないか!……。
まぁ、そんなことを書くとまた何か文句を言われるかもしれないしなぁ……(^_^;)……でも、やっぱり気になるんだよねぇ~、だって面白い面白くないという以前にさ、自分の作品を楽しんでくれている読者さんがいるわけでしょう。
その楽しみにしている人を悲しませてまでやることなのかなって思ってしまうんですよね……。……えぇっと……じゃあもうこの辺
・・・コメント・・・
何か本編の流れと似ている。
だが突然顔文字が出てきて文章がくだけ始めた。もうふてくされていると見ていいだろう。
実際の著者と似たような反応である。
「異世界転移」とか「金髪ツインテール少女」とか「恋」とか「神」とか「呪い」とかと比べれば、かなり地に足がついている気がする。
顔文字の登場はクリエイティブだけども……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます