短編小説読み合い企画に参加している作品を巡っていて、まずタイトルに惹かれ、頭の数行を読んだ時点で「ぁ、これは好きなやつ」と思い、最後まで読み終えてから西さんの作品であることに気がつきました…w
作者名も確認せずに読み耽ってしまうほど、僕はこういう作品がめちゃくちゃ好きなんだなぁと改めて思い知らされました。
武蔵野に行ったことがない人間にもその情景を思い描けるほどに細部まで書き込まれた風景と、それとは対照的に、登場人物が自身で吐露するたどたどしい感情表現が人間らしくて、とてもよかったと思います。
作者からの返信
東雲そわさん
読んでくださって、ありがとうございます!!
自主企画もよく分かっていなかったけれど、ちょっと入れてみたのです。
とても嬉しいです。
「見えない星も」は、カクヨムに最初に載せた作品です。
武蔵野文学賞に応募したくて、カクヨムを始めたので想い出深いです。
そしてそして、「武蔵野」って一言も言わずに、武蔵野っぽさを出したかったのでとても嬉しいコメントです。
コメント失礼します。
何と落ち着いたと申しますか、静かな――それでいて中にたくさんの感情が詰まった作品でございました。
それにしても……保湿を使ってのお互いの気持ちの窓の開け方。
行き違って切なくて、また迎えに来てもらってほんのりと温かくて。不器用でも温かさが伝わるのは、父親に重なったのでしょうか。
打ち明ける勇気は必要でしょうけど、受け止めてくれる男性もおられる。そして理解してもらえたら……辛さや寂しさを知った分だけ優しくなれる人間。
温かな関係を期待します☆
作者からの返信
ひかりさん
コメントありがとうございます。嬉しいです!
こころの中に渦巻く感情を、なるべく表に出さずに描きたかったのです。
そして、映像を文字にすることを試みました。
現実世界では、すかっと解決することは少ないので、
そのような思いを描いてゆきたいです。
理不尽の中で育てられた主人公。
仕方がないというか……
今更どうしようもないというか、
本人にだって、どうしたらいいか分からないこと。
のぞみは、
どうか タクミが、彼女の救いとなりますように。
作者からの返信
結音さん
これ、一番初めに投稿した話なんです。
読んでもらえて、嬉しいです!
タクミはきっと救いとなると思います。