楽しく読んで参りました(*^_^*)
食べると帰れなくなるって人の境界線はどこ?って質問を思い出しました。
西洋では皮膚の内外で判断しますが、日本などの自然信仰では、田畑から育った作物を食べて血肉なり、死んだら土となり田畑へ還る。
ならば田畑も自然もまた人間の一部だと。
それはともかく、ゼリーラーメンは素晴らしきアイディアだと思いました(*^_^*)
作者からの返信
エイル様
食べると帰れなく境界線というものがあるのですね。興味深い。
私は胃袋に入って消化。
と漠然と考えていましたが、死んで土になる。
つまり、その土地の一部になったという意味ですね。
そこまで考えていなかっただけに、理由に納得しました。勉強させて頂き、ありがとうございます。
お題のラーメンには一番どうしたら良いのか思いつかず、そのまま料理と致しました。
他の作家さんの作品を読んで、私は捻りがなくてお恥ずかしいです(^^ゞ
ご感想ありがとうございます。
エンカントから見れば人間のほうが《偽の人》ということですね。
ファンタジーとして読んでいたところ、現実の地名のフィリピンが出てくるのが効果的でした。何か食べちゃうとその世界の住人になってしまう話はたくさんありますが、この設定で一度行ってしまって帰ってくるお話も創れそうですね。
作者からの返信
朝吹様
そうです。
異星人という言葉がありますが、私達・地球人も別の惑星から見れば、異星人になるという理屈ですね。
何かを食べると、その世界の住民になってしまうので私がすぐに思いつくのは、『古事記』にあるイザナギとイザナミのお話ですね。
イザナギは愛する妻に会いたい一心で黄泉の国へ行き、帰ろうと説得するものの、イザナミは黄泉の火で調理した料理を食べてしまった為に戻れなくなったと説明する。
つまりは、食べていなければ戻れたということですね。
日本では古来、「食事」はお腹を満たすだけではなく儀礼の大切な要素の一つでした。
とくにその食物がどこの世界で作られたものかということが、重要なポイントになっています。
自分が属している世界と異なる世界のカマドの火で作られた料理を食べると、そちら側に所属が決まり、もとの世界に帰れなくなるという考え方がありました。
面白いことに、文化の違うフィリピンでも同様の考えがあるのですね。
民俗学というのは、本当に興味深い。
創作のアイデアになれば幸いですよ(*^^*)
又、エンカントですが、スペイン語の「魅力」を意味する
encantoから。来ているようです。
妖精、ニンフ、女神または、森、海、山、大地や大気といった自然の創造物を守護すると信じられている魅惑的な存在で、司が一瞬にして心を囚われたのは、そのためです。
ご感想ありがとうございます。
蜃気楼っぽくてすきです❤︎
作者からの返信
Tempp様
妖精の街ビリガンは、時折繋がるというと、蜃気楼のような感じですね。
ここからの脱出で、お題の「この世の果て」を使って、果まで行き着くことで脱出できるということにしましたが、私の中でも蜃気楼というイメージがあったのだと思います。
ご感想ありがとうございます。