　祖父も父も私も畑をやっている身にとっては、野菜を収穫するのは喜ばしいこと。

　祖父はもうこの世にいないが、きっと野菜を収穫する喜びはあっただろう。

　私も父の手つだいで、よく畑仕事をするが、土壌作りから野菜の栽培まで、ある程度できるようになった。

　何といってもすくすく育った野菜を収穫して、みんなに食べてもらったり、直売館へ出荷したりするあの瞬間がなんだかウキウキする。

　消費者に私たちが丹精込めて、育てた野菜を買ってもらえた時のあの喜びは何とも言えない感じがする。

　みんなどんな気持ちで消費者の方たちは野菜を選んで、購入しているのだろう。

　きっと品質や形、鮮度などを見て、買ってくれているのかな。

　私も一応農家の男性として、父の手伝いをして、ともに野菜を作ったりしているわけだが、天候に左右されたり、気象条件にヤキモキしたりすることはある。

　野菜もある意味、大切にすることで、愛情がこもり、美味しくなる。

　収穫する喜びは何とも言い難いが、嬉しい。

　農家の人ならば、きっとわかるだろう。

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