第56話野菜への愛情
祖父も農家として、きっと野菜への愛情や思いやりはあったはず。
今は、父がそのあとは受け継いでいる。
野菜を育てるだけでも一苦労なのに、天候や日光に左右されたり、環境条件が変わるだけで、野菜が育たたなくなったり、農家さんも本当に大変。
私の家は父も母も働いているので、休みの日にしか畑仕事をすることができない。
祖母はもうだいぶ歳をとっているので、畑仕事はできない。
昔は、祖父と一緒に畑仕事をして、野菜を栽培していたみたいだが、祖父がいなくなった今、祖母は畑仕事をしなくなった。
野菜への愛情は農家さんならばきっとあるはず。
丹精込めて育てた野菜を食べてもらったり、出荷して、消費者に買ってもらったり。
私の家でも生姜やニンニクなどを時期に応じて、出荷している。
祖父の血を引き継いだ父と私は今でも畑で野菜を作り、管理している。
草刈りから土壌作りまでもするのは農家として当然であろう。
田舎ならではの話だ。
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