第31話農業と祖父
第三十一話では、農業と祖父と題して、話を展開していく。
農業って田舎ならではの仕事で、年配の方がやっているイメージを持たれがちだが、若い人も専業農家で働いて、生計を立てたり、兼業農家さんもいると思われる。
私の亡くなった祖父は農業をしながら、家計を支えていたわけだから、大変な思いをしたのかな。
私も父も祖父の後継として、農業に少しずつ携わってきている。
大事に育てた野菜や作物を出荷するようになったのは最近になってからだ。
それまでは直売館に出荷することはほとんどなく、家で野菜を育てて、食べていたらしい。
最近、直売館に出荷するようになって、知名度も少しずつ上がってきているような気がする。
にんにくやカボチャ、サツマイモといった作物を直売館へ運ぶだけでも大変なのに、値札をつけて売るまでの作業も意外とネックな気がする。
でもそんな野菜を消費者が買いに来てくださると、「野菜を育てて、出荷してよかったな。」としみじみ思う。
農業を生業にしている人もいれば、働きながら農業する人も少なくない。
祖父のやってきたことを引き継ぎつつ、革新的なこともできればいいなと私は思う。
晴れた日に夏場ならば、暑い中汗水を流して、きっと祖父も祖母も畑をやっていたのかな。
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