第30話畑を愛した祖父

 もともと田舎育ちだった祖父はきっと代々畑を引き継ごうと考えていたのかな。

 かというわたしも父も田舎暮らしが定着し、自給自足で畑で作物を育てている。

 きっと祖父の遺伝を引き継いで、畑仕事をやっているのだろう。

 

 作物を育て、畑を愛した祖父の苦労が実際やってみて、わかる。

 祖母も祖父と畑をやっていたが、そのころの祖父母はとても生き生きしていた。

 パートナーがいなくなったころから祖母は畑をしなくなり、今は父と私、母の三人で畑を管理している。

 マルチをかぶせたり、水をやったり、防護したりと色々工程があるみたいで、私はまだまだ未熟者だなと思い知らされる。

 

 父はすっかり畑作業が板についてきているらしく、率先して休みの日にやっている。

 最近では、私も手伝うようになり、耕運機が少し使えるようになったが、まだまだ不慣れな部分はある。

 代々作ってきた畑を絶やさないように私も切磋琢磨して、作業をこれからもやっていこうと思う。

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