第五章畑と祖父

　畑を作るには、まず草を刈らないといけない。

　祖父も祖母も熱心に草を刈っていたことを思い出した。

　特に祖母が熱心に鎌で草を刈っていたところを見たことがある。

　雑草は根が深いので、刈るのに時間がかかってしまう。

　ゆえに芯が強いという意味では、雑草は強い根性を持っているなと感心する。

　でも土の栄養を奪ってしまうので、土壌が悪くなってしまう気がする。

　なので、草は刈っておかないと、野菜を育てることもできなくなる。

　畑づくりには草刈りをマストであることは忘れてはいけない。

　今は、鎌で刈る方法と耕運機で土を耕して、雑草を駆除する方法、枯葉剤で草を枯らす方法などがある。

　耕運機が使えない人は鎌で草を刈っている人もいるのでは。

　小型耕運機はきっと祖父も使っていたと思う。

　祖父は移動手段としてテーラーというもので畑まで行って、そこで畑仕事をしていた。

　わたしも最近、小型耕運機を使ったことがあるが、操作するのが難しいし、ややこしい。

　でも慣れたら操作しやすくなるので、訓練していこうと考えている。

　今は父が畑仕事を率先して、やっているので、たまにお手伝いをすることもある。

　野菜を栽培することが生きがいだった祖父の姿が目に浮かぶ。

　畑と祖父は切っても切り離せない。

　草刈りも祖母と一緒に熱心にやっていたに違いない。

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