第14話祖父とわたしたち家族との関係

 祖父は料理も仕事も両立できる凄い人だったように思える。

 祖母はほとんど料理をすることはなく、祖父が率先してやっていたようだ。

 案外祖父母は仲が良かったのかもしれない。


 私たち家族との関係も良好で、恐らく祖父とは対立することはなかったと思う。

 むしろ仲睦まじい関係で、祖父が病気で入院した時もお見舞いに行ったのだから、 

 仲が悪いということはない。

 

 九十四歳まで生き続けた祖父は本当に寛大で、偉大な人だった。

 畑仕事を一生懸命して、家が困らないようにたくさん野菜を作ってくれた。

 その血を今は父が受け継いでいるのか、休みの日に畑仕事を切磋琢磨しながら生き 

 生きとやっている。

 そんな姿が祖父と重なって、ジーンときてしまう。

 決して涙を流すわけではなく、祖父のことを何気に思い出してしまうのだ。


 祖母と祖父の関係も悪くなく、仲良しだったと思える。

 一緒に支え合って、生きてきたのだから当然なのかもしれない。


 簡単に書いたが、いかがだっただろうか。

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