題名なし

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!一話完結!

名前はコピペ時に変更OK

コピペOK

『>>』 のところはコピペ時に変えてOK(と言うか一つでも変えてくれないとちょっと嫌...)


本文:

「綺麗ね。」

「確かに。ここにきてよかった。」

>>ここは都会のど真ん中。

>>街路樹一本一本に注がれる、青や赤、白の光。

>>それはまるで、これから始まる冬への早まる気持ちを表しているようだ。

「今日もあの人はいるかな...?」

>>「じゅんくんのこと?」

「そう。」

「ま、一回行ってみれば?機嫌が良ければ話してくれるんじゃない?あ、後体調のことも考えて。」

「いやそれは分かってるって。」

「そうだけど一応。」

「わかった。」

>>これだから朱里あかりは他から「心配性」って呼ばれてるんだよ...

>>まぁ自分は忘れん坊だから助かるけど。

「久しぶりの都会だから迷子にならないでよ〜携帯の電源入れた?」

「あ、忘れてた。」

「ほらほら...そう言うところ。これだから陽馬はるまくんは忘れん坊ってよく言わr」

『そういうことはいいのっ!』

>>自覚してるのにこうやって言われるんだよなぁ...

「それじゃあいってくる!」

「気をつけてね〜」

「オッケー」


>>そして今自分はアパートの前にいる。

「ごめんくださーい」

「あ、入っていいよ。」

「わかった。」


>>「こんな雪が降るほど寒い時に来るのは はるまくんだけだからもうわかっちゃった。最近はちょっと双極性障害が落ち着いてきたって感じ。」

「ふーん...」

「先週まではずっと布団の中で窓に近づくことさえできなかったんだ...」

「あ、ところでお母さんは?いつもいるけど...」

「今日はバイト。なんか今までやってなかったけど始めたんだってさ。」

>>「一人で大丈夫?薬の飲み忘れが心配なんだけど...」

>>「それはいつも時間になると陽馬くんの作ってくれたこいつがお知らせしてくれるから大丈夫。」

>>「あれ...?それ自分が中学の頃作ってたやつじゃん。適当にJavaでパパーっと。」

>>「なんかよくわからないけど今でも役立っているよ。」

「で、いま高2で学校に行けてないと。」

>>「なんか聴覚過敏が耳栓をしてても大きく出るから困ったものなんだよね...」

「あぁーそりゃ大変だ。」

「さ、もうそろそろお母さんが帰ってくるから帰った帰ったーっ!」

「わかったから玄関に無理やり押し出すのやめてよ...」



「で、どうだった?久しぶりのじゅんくんは?」

「そりゃ朱里あかりちゃんの方がわかるでしょ。だって長いこと世話にいってたんでしょ?」

「そりゃそうだけど最近会ってないの。」

>>「じゃぁ、現状を伝えると今は双極の奴が結構良くなってて、でも学校には行けてないって感じ。クリスマスまでには治すって言ってたけど絶対そんなの無理だと思うんだよねー...」

>>「はーい嘘つき。無理って誰が決めた?」

「あ、ごめん蛇足だった。」

>>「それじゃぁ、ちょっと用事があるから今日はこれでさよなら。はい手を出し

>>てぇー...」

>>「え...?こう...?」

>>バシッ

>>「いや痛い痛い...叩かないでおくれよ...」

「ま、そういうことでー...バイバーイ」

「また明日ーっ」


登場人物の説明(変えてもどうぞ):

みんな高校1年生。

潤くんと朱里ちゃんは幼稚園の頃からの幼馴染。

同じアパートに住んでいる。

アパートは大通りに面した小さな3階建て。

古くて鉄の軋む音がする。

この地域は豪雪地帯。


そして陽馬くんは大通りから少し離れたところの一軒家に住んでいる。

潤くんとは中学校からの仲。

陽馬くんはよく支援学級のところに遊びにいっている。

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