7. 世紀の対決! 蒼軒流唐手 vs リャブコ流システマ!



 ヒデちゃんの天ぷらは九割以上が野菜だったけど、どれもホクホクしててうまかったし、とにかく量がすごかった。とくにうまかったのがしゃくし菜漬けの天ぷらで、漬けものの天ぷらというのがまず俺の発想にはなかったのだが、食ってみると塩気とうま味と、天ぷらの衣の甘味がマッチして、めちゃくちゃ米がすすむ。

「これはなに?」と、ヒナが訊くと、ヒデちゃんが「しゃくしの天ぷらだよ」と、答える。

「これは?」

「しゃくしのお汁だよ」

「これは?」

「しゃくしのチヂミだよ」

「じゃあ、これは?」

「しゃくしのおひたしだよ」

 と、しゃくし菜がはちめんろっの大活躍だった。どれもおなじ葉っぱのはずなのだが、シャキシャキとした歯ごたえは共通していても、調理によって性格がまるで違っていて、意外と飽きない。

 ヒデちゃんはもうかなりいい歳のはずだが、腰もシャンとしているし、立ったり座ったりも軽快で、とにかくよく働く。台所に引っ込んだと思ったら、なんか食べ物を持って戻ってくる。最初はヒナとユーリが手伝おうと立ち動いていたが、ヒデちゃんが「いいで、いいで。座っとり」と言うので、最終的にはお言葉に甘えて座っていることにしたようだ。

 仁子ちゃんは落ち着きのない性格でジッと座ってご飯を食べていられず、親父の周りやヒデちゃんの周りをグルグルと走り回っていたのだが、最後はなんか知らんが、俺の脇の下から足の間に潜り込んできて、ちょこんと落ち着いた。年齢的には小学校三年生か四年生くらいだと思うのだが、その年代の女の子にしては、やや子供っぽいかもしれない。

「まーくん、懐かれてるね」と、ヒナが言う。「仁子ちゃんはヒョイと引っ掛けたらダメだよ。実の妹なんだから」

「引っ掛けてねーし」

 しゃくし菜の天ぷらだのおひたしだのを、箸で仁子ちゃんの口の前まで持っていってやると、パカっと口を開けてなんでも食べる。好き嫌いがないのはいいことだ。

「よしよし。いっぱい食って、大きくなれよ」

 俺は仁子ちゃんの頭をポンポンと叩く。後ろから見ると、ほぼデカい毛のかたまりなので、女の子というよりはデカい犬か猫でも膝に乗せてるみたいな感覚だ。

「風呂も沸いたでよ。あんたら、ご飯食べたらお風呂も入りね」

 親父と茂木さんは缶ビールを開けていい感じに酔っぱらい「金がない金がないと言うけどよぉ。やっぱお金よりも知識が大事だよ。知識はお金じゃ買えないんだもの」「ええ、ええ。まったくその通りです。知識はお金では買えません。ただ知るだけでなく、実際に身につけるには、多くの時間が必要です」「そうなんだよな~、茂木さん。時間なんだよ。若いときは時間なんてどうやって潰すかばっかり考えてたけど、もったいないことをしたよ」「ええ、ええ。まったくです。人間、有り余っているときにはそのありがたみがわかりません。手持ちがなくなって、はじめて慌てだすものです」「もう俺は年寄りだから、時間はどうしようもねぇな~。だから、もう子供たちに任せるよ」「なにを仰いますか」と、年齢に見合ったジジ臭い話題で盛り上がっていたので、先に俺とヒナで風呂に入ってしまうことにした。

 足の間にすっぽり収まった仁子ちゃんを抱え上げ「俺たち先に風呂入っちゃうから、ちょっと仁子ちゃん見ててやって」と、ユーリに託すと、なんかお互いに見つめ合ったまま固まってしまった。仁子ちゃんからするとバリバリ白人のユーリは見慣れないのだろうし、ユーリのほうも、小さい子供の扱いにはあまり慣れていないっぽい。まあなんでも経験だ。命までは失うまい。

 風呂は浴槽も既製品のはめ込みじゃなくタイルで作られていて、変則的な形状だけど広かった。足を伸ばしてとはいかないけれど、二人同時にお湯に浸かることができる。

「や~考えてみると、こうやってまーくんと一緒にお風呂に入るのも、ずいぶんと久しぶりだね?」

 メイクを落としたさっぱりショボショボ顔で、ヒナが言った。

「むかしはまとめて母ちゃんに風呂に入れられてたけどな。最近はうちもシャワーで済ませちゃって、あんまりお風呂をためる習慣がないし」

「なんかま~くん、身体でっかくなったね。僕の記憶にあるよりも、だいぶがっしりしてんだけど」

「そういうヒナは、相変わらずほっそいな。そんなんで本当に試合に勝てんの?」

「そりゃ体格があったほうが有利は有利だけどね。公式試合は階級分けされてるから、重くなったからって一律に有利ってわけでもないし。だいいち、肩まわりとかゴツくなると、お洋服が似合わないじゃん」

「チャラチャラしてんな」

「チャラチャラしてるんだよ」

 でも仮に殴り合いの喧嘩をしたら、このチャラチャラした小さくて細っちょろいヒナに、俺は百パーセント勝てないわけだが。

「そんなことないよ。身体の大きさってのは結構、絶対的で圧倒的だしね。基本的には技量で体格差を覆すのは、めちゃくちゃ難しいよ?」

「そうは言ったって、トレーニング積んでないと、まず本気で相手を殴ろうなんて発想が出てこないだろ」

「そうだね」ヒナが頷く。「だいたい素人ってモタモタしちゃうから。モタモタしててくれれば、なにもさせずに先制で制圧するのはそんなに難しくない。でも完全な素人でも、初手から全力で暴れてくる本気で頭のネジが外れたやつを制圧するのは、やっぱそれなりに大変だよ。体格的に相手のほうが有利ならなおさら。まあ、勝率百パーセントとはいかないね。つまり、重要なのはちゅうちょせず即行動に移せる異常な自信とかであって、普段のトレーニングっていうのはわりと、その異常な自信を養うためのもの、みたいなところはある。自分に自信がないと行動力って生まれないし、確実に自信を裏付けてくれるのって、日々の努力しかないから」

「躊躇せず即行動する、異常な自信あるやつ。やっかいすぎるな」

「相手にとってやっかいな相手になるっていうのが、勝ちにいくってことだからね。そりゃ百回試行すれば、九十九回はちゃんとトレーニング積んでる人間が勝つけど。最初の一回だけなら素人でも、根拠のない異常な自信に基づく躊躇のない行動で、相手の裏をかけるかもしれない。だから、まーくんもヤベーって思ったら、ヤベーときこそ躊躇せずに即行動に移したほうがいいよ。覚えておきな」

「まずそんな場面にそうぐうしたくねぇよ」

 ばしゃんっ! と、ヒナが湯舟を出て、頭を洗う。シャワーは一個しかないので、俺は身体を斜めに傾けて、どうにか肩までお湯に浸かる。

「や~、しかし。ともくんも『毛むくじゃらの犬』も見つかって、当初の目的はもう果たしたはずなのに、これでミッションコンプリートってわけにもいかないのが面倒だね」

 髪の毛をゴシゴシ洗いながら、ヒナが言う。

「そうだな。仁子ちゃんを九鬼さんに引き渡して、それでってわけにもいかないしな」

「なにしろ、まーくんの実の妹だしね。そりゃともくんとまーくんで、ちゃんと守ってあげないと」

「だよなー」

 なにがどうなったのかはよく分からないのだが、俺とヒナが風呂を出る頃には、ユーリと仁子ちゃんが、ちゃんと仲良しになっていた。仁子ちゃんがユーリにひとりあやとりをやって見せているようで、四段はしごからの東京タワーを見て「おう。ゼミーチェツナ」と、感心していた。

「ユーリ。仁子ちゃんとお風呂入ってきて」と、ヒナが言うと、ユーリが「分かりました。いきましょう、ジンコ」と、仁子ちゃんをヒョイと抱えてお風呂に行った。なかなか適応力が高いし、フィジカルも強い。実に頼もしい。

 仁子ちゃんの髪の毛を乾かすのは、俺とヒナのふたりがかりだった。毛量が多くて長いので一向に乾かないし、仁子ちゃんがすぐに逃げ出そうとするので大変だった。

 ヒデちゃんの家の二階には、使ってない部屋がいくらでも余っていて、すこし埃っぽいものの、押し入れには布団もたくさんあった。ヒデちゃんがきれいなシーツを出してくれて、各々で寝床の準備をした。

 階下からは、まだ親父と茂木さんが談笑している声が聴こえていたが、なんだかんだと疲れていたのか、布団に寝転がると、俺もヒナも一瞬で眠りに落ちた。



 ☟



 目を覚ますと、部屋の中がうっすらと青白かった。枕が変わったせいで、眠りが浅かったのだろうか。夜明け前に目を覚ましてしまったようだった。

 隣を見ると、ヒナはクリムトの絵画みたいに首をガクッと九十度に曲げて、まだ爆睡していた。こんな複雑なポーズで寝ていて、寝違えないのだろうか?

 そっと布団を出て、廊下に出た。まだ暗いけど、灯りがなくても見えるくらいの明るさだ。家の中はシンと静まり返っていて、歩くとギシギシときしむ床板の音が、妙に大きく響いた。

 一階に下り、きのう夕飯をご馳走になった居間を通り抜けて、縁側に腰掛けた。

 空がすこしずつ白みはじめ、山々の稜線を黒く浮かび上がらせていた。空気は冷たく、俺は一度、ぶるりと身震いをした。

「話してもかまわんか?」

 徐々に明るくなっていく空をぼんやりと眺めていると、不意にしわがれた声がした。振り返ると、縁側に仁子ちゃんが立っていた。薄闇にまぎれた、こんもりとしたもじゃもじゃのシルエットは、あまり人間っぽく見えなかった。

「いいとも」俺は言った。「はじめましてだよな。あんたが、オサキ?」

「そう呼ばれることもあるようじゃな。他にも、いろいろな名前がある。どれも、わしが自分で名乗ったわけではないが」言って、仁子ちゃんは――仁子ちゃんに憑りついたオサキは、縁側に腰を下ろした。仁子ちゃんが喋っているというよりも、周囲の大気じたいが震えて声になっているような、不思議な響きだった。

「しかしまぁ、なにから話せばいいものか」思案するように、オサキは顔を伏せた。もじゃもじゃの髪の毛に覆われて、表情はまったく伺えなかったし、そもそもオサキにとって表情というのが、なにか意味のあるものなのかも分からなかった。「紀一郎とはいろいろ話もしたが、もともとわしは、言語というのにそれほど馴染みがないのでな」

「じゃあ、こっちから質問してもいいか?」

 俺が訊くと、オサキは「よかろう」と、頷いた。

「結局のところ、お前が俺をここに呼んだのか?」

 空気がすこし、震えた。オサキが笑ったようだ。

「わしにはそんな、因果を自分の思い通りに操るほどの力はない。かつての完全だったわしならまだしも、今ここにおるのは、九尾の成れの果ての、その欠片かけらから生まれた、最後の残りカスみたいなもんじゃからな。こうして、お前がわしの横におるのも、言ってしまえばたまたまの偶然で、成り行きじゃ」

「たまたまの、偶然ね」

 俺は言った。空は刻一刻と、白から青に変化していた。もう夜は明けているのかもしれないけれど、山間のここまでは、まだ太陽の光は直接には届かない。

「わしは自動的なんじゃ。かつてのわし自身が残した呪いに、今でも支配されておる。わしが望む、望まないに関わらず、起こり得ることはすべて、起こってしまう。しかし、わしは宿しゅくしゅの幸運を加速させはするが、それらはすべて起こり得ることでしかない。結局のところ、たんなる偶然がお前をここまで運んできたんじゃ」

「偶然かぁ」俺は自然と、頭を掻く。親父が『参ったなぁ』ってときにやる仕草と、そのまんま同じで、ちょっと嫌になる。でもまぁ、『参ったなぁ』だ。「偶然じゃあ、仕方ないよな」

 親父が言った通りだ。人生にはときどき、こういうことがある。自分はなんの関係もないのに、不意にポンとボールが回ってきちゃう、みたいなことが。今回はたんに、ボールが回ってきたのは親父じゃなくて、実際には俺だったってだけの話だ。

「俺に憑くんだろ?」

 俺が訊くと、オサキは一瞬、驚いたように空気を震わせ、それから頷いた。

「お前さえ、よければの」

 オサキは誰にでも憑くっていうわけじゃないが、血筋じゃなくても、その適性を持った人間はたまにいる。王塚紀一郎みたいに、ヒョイと持っていけるやつが。

 どうやら、俺にはその適性ってのがあるらしい。

「まあでも、なんとなくね。予感はあったよ。むかしから、妙なものに好かれやすい体質なんだ」

「そうらしい」

 俺たちはしばし、黙った。でも、いつまでも黙っているわけにもいかなかった。空はどんどん青くなっていく。時間は留まることなく、過ぎていく。

「いいぜ、憑りつけよ」俺は言った。「なにしろ、俺はお前のお兄ちゃんだからな。誰かがどうにかしなきゃならないっていうなら、誰よりもまず、俺が引き受けなきゃだろ」

「わしは仁子に憑いてるだけじゃ。お前の妹ではない」

「どっちでも一緒さ。最初から二個セットで俺の前に妹として、いきなり登場したんだ。いちいち区別するのもめんどくさい。俺からすりゃあ、お前だってかわいいかわいい妹ちゃんの一部だよ」

「ぬかしおる」

 オサキが立ち上がり、俺の背後に回り込んだ。

「では、入るぞ」

「ああ、さっさとやってくれ。下手に引き延ばされると、かえって怖くなっちまう」

「離れなさい、ディアボロ」ユーリの声がした。振り返ると、ユーリが仁子ちゃんの首に腕を回し、締めあげていた。仁子ちゃんの足は完全に空中に浮いていた。

「おいちょっと、ユーリ! なにしてんだよ!」

「わたし、あなた守るします。約束しましたですから」

 仁子ちゃんを抱えたまま後ろに下がるユーリの足元を「ほいっ!」と、ヒナのしゃがみ下段回し蹴りが払った。くるぶしを払われたユーリは見事に空中でぐるりと回転し、ごろりと畳の上を転がった。当然のように、ユーリに締め上げられていた仁子ちゃんも、畳に放り出されたが、オサキのコントロール下にあるためか、人間離れした獣のような身のこなしで、ストンと四つんいに着地した。

「なにをしますか? ヒナ」ユーリは転がった勢いを使って、すでに立ち上がっていた。派手に転倒したように見えたが、ひょっとすると後半は、受け身のために自分から回転していたのかもしれない。「あなたも、マヒロを守るではないですか?」

「あ~、うん。そうなんだけど~」と、寝ぼけまなこのヒナは、掌でトントンと自分のこめかみのあたりを叩く。「僕も寝ぼけてるところに、いきなり状況をドンとお出しされてね? 事態をちゃんと把握してるとは言いがたいんだけど、でもほら、基本方針として。まーくんはもうほとんど大人の男なんだし、仁子ちゃんは子供だから。大人と子供、どっちを優先して守るかっていうと、やっぱ子供かなってわけで、ちっちゃな子供を後ろから締め上げてるヤツを見かけたら、そりゃとっに足元払うよ」

 行動に移すのに、躊躇をしない。そのための訓練を、ヒナは日々、重ねてきている。

「見た目、子供ですが、中身はキケン。マヒロが、それをとる。すべきでないです」

 言いながら、ユーリがスッと体重を落とす。

「う~ん、それもまあ、分かる。分かるんだけどさぁ~。僕もできれば、まーくんが狂い死にするような展開は避けたいし」ヒナが頭をブルブルと振る。両目をギュッと閉じてから、開ける。とろんとしていた目つきが、鋭くなる。目覚めたようだ。「でも、それも結局、まーくんが自分で考えて、自分で決めたことなんでしょ? リスクだとか危険性だとか? そういうのも、まあ込みで。まーくんは大人の男なんだし、大人の男がなにかを決断したっていうなら――とうとうなにかを決断したっていうのなら、僕はそれを応援する側でいたいかな。それが、どんな結果を招くんだとしても」

 ヒナはピョンピョンとその場で軽く跳ね、兎のような軽やかなステップで、俺とユーリのあいだに入る。

「どいてください、ヒナ。てらー? て、手荒なこと、したくないです」

 ユーリはヒナとは対照的に、り足のような足運びで、スッと円を描くように動く。

「いいじゃん、このあいだのリベンジ戦だね。やろう、やろう」

 ヒナが伸ばした掌をチョイチョイとして、ユーリを挑発する。

「ヒナ、つよいは知ってます」ユーリが首を横に振る。長い金髪が薄闇のなかで、さらさらと炎のように煌めく。「でもヒナはスポーツ。わたしのシステマは、アンサーツ? 暗殺術。わたしを本気にさせないでください」

「へえ、生意気言うじゃん、妖精さん。このまえはワンパンだったくせに」

「もう油断してません。わたしは準備、ばっちりオーケイ」

 ふたりのあいだで、なにかが臨界点に達した。ピンと張りつめていたものが、弾けた。

 ヒナとユーリが同時に畳を蹴る。俺はオサキに「走れるか!?」と、声を掛けた。オサキはビュンッ! と、四足でこちらに跳んだ。ユーリがオサキの行く手を阻もうとしたが、ヒナのハイキックでめちゃくちゃ派手に横に飛び、襖を突き破って転がった。

「暗殺術だかなんだか知らないけど、僕のだって別に、紳士のスポーツってわけじゃないんだよ」

 ヒナが親指で鼻を擦り、ブルース・リーみたいに首を振る。わぁ、カッカしてんな。ふたりとも、なんともなきゃいいけれど。

「オサキ!」

 俺は手を伸ばす。オサキの伸ばした指が、俺の指に触れる。

 俺は固く、その手を握る。

 俺が手を引くと、オサキは二足で走り始めた。裸足のまま、縁側から家の前の開けた原っぱに出た。空はすっかり青くなっていた。朝だ。

 見渡したが、どこにも身を隠すような場所はなかった。仕方なく俺は原っぱのど真ん中でオサキに言った。

「あ~もう、しゃあねぇ。ここでいいや。面倒なことになる前に、さっさと済ませちまおうぜ」

「うむ、ひざまずけ。頭をこっちに出すんじゃ、お兄ちゃん」

 オサキが俺の頭を両手で鷲掴みにし、おでこをくっつけてきた。脳裏にバチンッ! と閃光が走って、途端に俺は意識を失った。


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