宗教

宗教と大陸

宗教と大陸  著:レルガン・アンドルフ


この世界には5つの大陸が存在しています。

それぞれ〈ウクマナ〉〈イウバエ〉〈ベナダ〉〈ツタカケ〉〈イリニム〉と呼ばれ、〈イリニム〉を除いた大陸すべては交流が盛んであり、共に文化を発展させてきました。


そんな4つの大陸の住人は"えん"、"めい"、"あく"、"ほう"を司る神をそれぞれ主に信仰しています。


"えん"の神 ビャッシモ様

"えん"を司っており、神官によると放漫で楽観的な性格だと言われており、人々に職を与えます。


"めい"の神 シメノモ様

"めい"を司っており、人々に名を与えます。


"あく"の神 アカサメ

"あく"を司っており、神々の中で最も暴力的な神であると言われており、人々に力を与えます。


"ほう"の神 ホウジョウサマ

"ほう"を司っており、大昔から人々に信仰されており、〈ツタカケ〉に住む人のほとんどにも今もなお強く分化が根付いていて、人々にを与えます。



〈イリニム〉は4大陸からの接触を限りなく減らしており、独自の文化を発展させています。

そのため、宗教に関しても理解することが出来ず、"万象事物"の神が信仰されているという噂以外の情報は不明です。



多くの神が信仰される4つの大陸ですが、最も信仰される存在が1柱。

始祖神 ウヌティーム

他の神々を多く作り出したとされる古来に存在した神です。


始祖神といえば子供のころ、誰もが目にしたことがある知育絵本「青年と小さな神さま」はご存じでしょう。


その内容の通り、始祖神は人間の愚かな部分を二度と表に出さないようにと、私たちに様々な力をくれる神様を作り出し、自身を封印してしまいました。


現在もその封印は解かれておらず、大陸のどこかに眠っていると言われています。

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