我どち わすれじのレイド・バック 1人1人を抱きしめたいのさ
お久しぶり、と言うか「茅野子抄」の最終章以来ですから半年ぶりの作品の投稿となります。
最初は自民党総裁選について書こうと思っていましたが、また私のポンコツぶりが再発する危険性がプンプンするので軽めのエッセイにしました。
タイトルの「我どち」は枕草子の中では「仲間どうし」と言う意味で使われています。私はポンコツですが、まだ「このカクヨムの仲間だぞぉ」と言う事を自分自身を鼓舞する意味でも使いたかったのです。私が一匹狼だとしても。
で、その「我どち」と「わすれじのレイド・バック」にはどんな関連性があるの?
と思われた方も多いかと思います。
実は・・・・なーんも関連性は無いのです。私が書きたいから書いたのです。私を良く知っていらっしゃる方々は「あぁ、やっぱりね」と思われたかも知れません。しかし、この「書きたいから書く」は私の創作の原点でもあるのです。
「書きたいから書く」と言う意欲がある間は私の創作活動は続いて行く、と思います。ここまでは落語で言うところの「まくら」になりますから皆様方が他の作品に移ってしまう前に本編に入りたいと思います。
以前に聴いた曲を「もう一度、聴いてみたい」と思った事はありませんか?
私の場合はサザンオールスターズの「わすれじのレイド・バック」が、その曲だったのです。しかし、私はサザンは好きですが熱狂的なファンと言う訳ではありません。サザンの代表曲とも言える「いとしのエリー」や「TSUNAMI」は私の心の琴線にはあまり響いてきませんでした。ファンの皆様、ごめんなさい。
「ヨウツベの動画で聴こうか」と検索をしてみましたが私はその曲の曲名を知りません。検索すると膨大な量のサザンの曲が出て来ましたが、それらしい曲名はありません。2、3曲を聴いてみましたが、どれも違います。
それで歌詞から探す事にしました。曲の冒頭は桑田さんの声で「俺を溶ろかせる女でいてよ」と言う事はしっかり頭の中にインプットされていましたので。そして私の聴きたかった曲が「わすれじのレイド・バック」である事が判明しました。余談ですが私はずっと「俺を蕩かせる女でいてよ」だと思っていました。
何年ぶりかで聴いた「わすれじのレイド・バック」は本当に良い曲でした。ライヴ会場の動画でしたがサザンのライヴ動画ってお客さんも巻き込んで本当に楽しいですよね。そのライヴは結成25年の記念ライブだったみたいで「わすれじのレイド・バック」の終盤に照明が暗くなり桑田さんが
「おかげで25年たったよ」
と唄い、そして
「1人1人を抱きしめたいのさ」
と両手を広げました。
泣いているお客さんもチラホラといて私の胸もジーンとしました。
桑田さんが本当に心の底からそう思っている事がヒシヒシと伝わってくるからです。
私も私の作品を読んで下さっている全ての「1人1人を抱きしめたい」です。
あー、そこの人「キモイ」とか「ヤメて」とか言わないように。
これでやっと1000文字ですね。
最後まで読んで下さって本当にありがとうございました。
わすれじのレイド・バック
作詞 桑田佳祐
作曲 桑田佳祐
編曲 サザンオールスターズ
JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
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