最終章 なっていた時期がやって来た
睡眠障害がありながら睡眠時間を削っていた私の精神は確実に病み始めていた。
今にして思えば当時の私は中度のストレス障害のような状態だったのかも知れない。
私は12月下旬から1月上旬にかけての記憶がとても曖昧なモノになっている。
時期的にはクリスマスやお正月の新年会などがあった筈なのだが、その記憶がスッポリと抜け落ちている。
新年会の準備や支度や料理は私がやった筈なのだが記憶に無い。
記憶が無い時期にも投稿はしているし、リアルの方も何とかこなしていたから人間の脳の仕組みはどうなっているのだろうか?
今の私はその事にとても興味があるが、これは当人では無く第3者が客観的に観察しなければ判らない事なのだろう。
そして、1月中旬になる頃には自分でもリアルに支障が出始めている事に気づいた。
マジで自らの命を絶つ事まで考えていたから、さすがにヤバイと思ったのだ。
とりあえず睡眠時間を削る事を辞め、ランキング順位も見ない事にした。
カクヨムコンが始まる前の日常に戻るように努めた。
こうして私の精神状態は改善に向かって行ったのである。
1月が終わろうとする頃には私の精神状態は以前とほぼ変わらない状態まで回復した。
私は安堵感からホッとした。
それからカクヨムコンの第1次審査突破作品が発表されたが私は見なかった。もう興味も無かったし、何よりまた精神が病むかも知れない事が怖かったからだ。
こうして私の初めてのカクヨムコンは終焉したのである。
現在の私は以前のように趣味としてカクヨムを利用している。
誤解して欲しくないのは、私はこのカクヨムと言うサイトが好きだと言う事だ。
以前よりも多くの親しい人達も増え私は現状に満足している。
今の私は私が応援した作者さまが私の作品を読まなくても何とも思わない。
人にはそれぞれの都合や事情や価値観があるからだ。
私は私のお気に入りの作品を読んで満足している。
こんな所で私の回想を終えようと思う。
あとがきにかえて
私のくだらない回想を最後まで読んで頂いてありがとうございました。
私は1つの事にのめり込んでしまう傾向があります。
それでいてガラスのハートですから始末におえません💦
今回のカクヨムコンにも作品を参加させていますが、昨年のように無茶はしませんしランキング順位も気にしないようにしています。
私が作品を参加させているのはピエール・ド・クーベルタンと同じ考え方だからです。
最後にガチで小説家を目指している方々へ
今の日本では年間に数多くの賞が公募されています。
まずはご自分でどんな出版社がどんな賞を公募しているのか調べてみて下さい。
そして、自分の作品に合っていると思う賞にどんどん応募してみて下さい。
その際には賞の公募基準をよくお読み下さい。
文字数、形式、作品の送り方。
当然の事ですが基準を満たしていない場合は読まれずに破棄されると思います。
なかなか難しい作業になりますが、どんな出版社の編集者の方々も仕事としてやっているのです。
編集者の方々はとても多忙です。そんな方々に基準を満たしていない作品を送りつけるのはとても失礼な行為です。
出版社は慈善事業をしている訳ではありません。あくまでも利益を上げる為に出版事業をしているのです。そこは甘い世界ではありませんし、とてもシビアな世界です。
応募するのであれば、それ相応の覚悟が必要になると思います。
資本主義は競争世界です。他人を蹴落として這い上がって行く世界です。
それだけの覚悟が無ければ小説家になるなど夢の夢でしか無いと私は思います。
私は趣味として作品を投稿できる、このカクヨムを愛しています。
これからも投稿は続けて行きたいと思いますので、もしお時間がありましたらお読み頂けたらこれに勝る喜びはありません。
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