お邪魔します。
かくして、世にも悍ましき黒い企みは潰えました。
しかし…。
誰も救われない結末は悲しいものです。
殺された男鴛鴦はもちろんのこと、それに恋慕していた昼椿も、深い愛を知らずに手をかけてしまった女鴛鴦も、また。
そして、それを語る道化も、笑顔の裏には深くやりきれない痛みと悲しみがあったことでしょう。
うーん、切なすぎます。
しんみり思いつつ、本日はこの辺で。
また遊びに伺いますね。
ありがとゴザイマース(*´꒳`*)
作者からの返信
虚仮橋陣屋様
お読みいただき、ありがとうございます。誰の恋も愛も実らず、幕がおりました。人の心理とは実に哀しいものですね。こういう短編連作系の小説を書くのが好きなので、今後もこういうペースで進めて参ります。そのあいだに妙と累神の関係、大きな謎を鏤めつつ。
いつもたいへん励みになっております。
今後ともよろしくお願いいたします。
前回のミャオちゃんの言葉で、姉妹の入れ替わりまでは想像できましたが、まさかお姉さんが妹を手にかけていたとは。
叶わぬ恋のため。しかし、妹は姉に恋をしていたと……。
そして昼椿は朝蘭が本当に好きだったのですね。
なんという悲しい結末でしょう。
≫皮膚という皮膚が紅蓮と裏がえるような
この表現がとてもいいですね。夕莎の激しい感情が伝わってきます。
作者からの返信
松宮さま
いつも丁寧に御感想を賜りまして御礼申しあげます。どれだけ励みになっていることか。いまちょうど後宮の女官占い師の校正を進めているので、心強いです。
朝昼夕の三人は壮絶な三角関係だったわけです。恋というのは無情なものですね……。
そこの表現はとても気にいっていたので、お褒めに預かり、嬉しいです(*ノωノ)
お邪魔してます。
きょうだいや双子がいると入れ替えはやはり起きますよね!顔が似ていれば尚更。
朝蘭のふりをした夕莎が逆の証言をしたときに襲われたことがいの一番に口をついたのは、自分が事件の被害者であることを無意識に強調したいのかな?と感じました。
被害者だから加害者でないとはほんと限らないですよね。
今回舞台上で真実を暴いたので、妙は今後もっと注目されそう…美味しい食べ物をみんなが恵んでくれたら良いですね!
作者からの返信
浅川瀬流さま
お読みいただき、ありがとうございます。
おおっ、さすがです。仰るとおり、朝蘭のふりをした夕莎は「襲われた」ことを無意識に主張したかったのと、現実には犯人は逃走していないので逃げたという設定をわすれてしまった、というのがあります。
心理を絡めたミステリ要素は私なりに懸命に頭をひねって考えていたので、こうして楽しんでいただけて、非常に嬉しいです。ありがとうございます。