第10話 動き出した小さな世界
それから2ヶ月、タムはジョセフィーヌのリハビリに付き合い、更にはユリの鍛錬にも参加していた。
明るい光の下へ出た母の姿を見たレイスヴァールは驚き事情を聞いて、タムに非常に感謝してきた。
数日に一回だが、神語でのお喋りもしてくれる。
そしてユリはタムを連れて街に行くようになった。
初めて見るレンガで作られた街はとても可愛らしく、見たこともないもので溢れており、たくさん説明を受けていちいち驚いていた。
ハニーベアだ!!と子供たちに駆け寄られてしまうが、頭を撫でると喜んでくれる。
ついでに大人たちも寄ってくるようになって、あの絵本て全世代なんだなぁ、と影響力の大きさに驚いた。
毎日が新しい情報で包まれていたが、タムにとって非常に充実した日々だった。
今日はサロンで、ジョセフィーヌ、レイスヴァール、ユリとともにお茶をしている。
「それで、ロンド国はなんて言っているの?」
「…フェデリ様が眠りについてしまわれたので、わからないと」
「…まったく。主神の動向くらい握っておきなさいよね!!!」
ジョセフィーヌとユリの対話に、レイスヴァールがこっそりとタムへ補足する。
「ロンド国は母上の祖国で、フェデリ様を主神としている国だ」
『…。主神って選べないんですか?』
つい言ってしまったが、レイスヴァールも渋い顔だ。
「ああ。女神が采配する」
非常に迷惑だ。あのウッカリな子供を主神にさせられるなんて。
しかも今は力を使いすぎて寝ているという。ロンド国に何かあった時、どうするのだろうか。
そう質問したら、ロンド国はここと同じように竜がいて軍事力は他を圧倒しているとか。
だから頼りないフェデリへ頼ることは全くないから問題ないらしい。
(神様としてどうなんだろう)
仕事内容は分からないが、少なくとも相談相手にはならなさそうだ。
『他に私のような人がいるんですよね?』
「ああ。そのことだが」
「ちょっとレイ!あなたしか神語がわからないからってタムを独り占めしないで!」
「いや別に、独り占めしている訳じゃ…」
「レイは、解説してくれます」
タムも慌てて庇うとジョセフィーヌはむくれる。クールビューティーがそうするとより可愛い。
彼女が54歳と聞いた時は目をむくほど驚いた。40代…30代でも通じる若さと美貌だ。瞳は赤く、レイスヴァールの瞳の色・および神眼はお父さん似だと聞いた。
「自分以外の人はどうなったかと、彼女は心配してるんですよ」
「まぁ、優しいのねぇ。…どうなったかわかるの?」
ジョセフィーヌはユリを見る。なにせしばらくニートだったから、世界情勢がわからないのだ。
「国や冒険者ギルドに問い合わせて、いくつかは回答を貰っています。これから見極めようと思いますが…しかし、他国に落ちた者はわかりません」
タムはしょぼんとする。
誰かに拾われていればいいが、そもそも自分は空中、しかも神の庭の真横と運が良かった。
他の人達が空中にぽいっと落とされて、果たして無事に生きているか考えるのは少々怖かった。
「心配するな。フェーラ様にもお伺いを立てている」
レイスヴァールは言うが、ジョセフィーヌは少々むっつりしている。
「それにしては遅いわ。神殿は大丈夫なの?」
「あそこは権力とは別の、不可侵領域ですから」
口には出さないが正直な所、問い合わせしたハロルドも依頼したレイスヴァールも遅いと思っている。
しかし権力・武力に屈しないのが神殿なのだ。
それ故に、厄介な者がトップにいると対応が遅く悪くなる。
「まだあの爺、生きてるの?」
「母上、ヴァルデ司教と言って下さい」
「ヴァルデとは言ってないわよ」
「ぐっ…」
(さすがお母さん、一枚も二枚も上手だ)
若い頃に軍人として立派な功績を上げたジョセフィーヌだが、素はお転婆ながら貴族のお嬢様だ。
貴族社会から自分で遠ざかっていたレイスヴァールは全くかなわない。
「良からぬことを考えていなければ良いですが」
「否定はしないわね。まっ、そんな事をしたら神殿といえど、潰すわ」
「やめて下さい母上!ここはロンド国ではないのですよ」
ロンド国は主神がフェデリなだけあり、神を頼らない者が多い。
それを良しとしない隣国の神聖王国ロイヤーンが過去に攻めてきたこともあったが、ジョセフィーヌがその野望をぶっ潰していた。
戦争で思い出したのか、ジョセフィーヌはタムを誘う。
「そうそう、タム。ルベリアーナがね、会いたいって」
ジョセフィーヌの2代目の竜という地竜ルベリアーナ。彼女は死んだのではなく、療養中らしい。
説明を受けた時は少々申し訳なくなった。
「庭の奥の池近くの小屋にいるから、この後どう?」
「はい、いきます」
竜も神語を理解出来る。しかし話す言葉は竜語。なぜタムが竜の言葉を理解出来るのは謎だが、ユリが言うには”フェデリ様が神力の配分を間違ったのでは”、とのことだった。まったくもってフェデリは信用されていないようだ。
「竜は綺麗で、優しいです。大好きです」
レイスヴァールの騎竜、マグリーたちは見回りついでに屋敷へ寄った時にしか会えないので、なかなかお喋りが出来ず寂しかったところだ。
「俺も行く」
「あら、珍しい」
「タムの護衛だ」
「私がいるのだけど?」
放置すると言い合いを始める2人を呆れた様子のユリが止める。
「一緒に行けば良いのです。お昼までには戻って下さい」
「行きましょう、ジョー、レイ」
ユリに目配せをされたタムが笑って誘えば、2人はサッと立ち上がりどちらが手を繋ぐか言い合いを初めた。
初めはエスコートする、と言っていたはずだが。
(45歳のオバサンなんですけど…)
遠い目をするタムの手を両側から2人が掴む。
「行きましょうね、タム」
「そっちの手は振り払っても構わないぞ、タム」
「はは…」
笑うしか無い。
「さっさと行って下さい」
3人はユリに追い出されて、庭園を進む。
足の長い2人に半ば連行されるように歩いていると、使用人たちが微笑ましいと笑っている。
(連れて行かれる宇宙人じゃない?これ…)
せめて片方にしてくれないかなと思うが、親子2人が楽しそうなので気にしないことにした。
「ていうか、あんた、女の子の手を握れるのね?」
「え?」
ジョセフィーヌの言葉にレイスヴァールはタムを驚いた顔で見る。
「!」
顔が真っ赤になったあと手が離れたが、しまった、という顔をする。
しかし母がすかさずツッコミを入れた。
「あんたはタムを女の子として見てない。ハニーベアとしか。それって失礼よ?」
「うぐっ」
図星だ。
蜂蜜石のことは反省もしたし話すようになって打ち解けてからは時折、女性らしい意見に改めて女性だと気付かされるのだが、外見でつい騙されてしまう。
(いや、彼女は騙しているつもりはないだろうが)
それくらいハニーベアの絵本は浸透しすぎていて、ついぬいぐるみのように取り合ってしまう。
「タム…」
眉を八の字にさせたレイスヴァールが見ると、タムは苦笑した。
「気にしない。オバサン、ですから」
「年齢なぞ関係ない!!!」
レイスヴァールはくわっと言い、ジョセフィーヌは頷いた。
「この子、同年代の女の子は苦手なのよねー。タムみたいに落ち着いた子が、うちに来てくれるといいのだけど?」
「はっ…母上!!」
自分の母親が息子の気になる相手に勝手にプロポーズしている。
しかしタムは首を傾げた。
「今、いますよ?」
これには親子2人が吹き出した。
(似てるなぁ)
タムはちょっと嬉しくなった。
塞ぎ込んでいたというジョセフィーヌと、騎士団に入り浸りのレイスヴァール。昔は仲が良かった2人が久々に打ち解けたと、ユリに嬉しそうに聞かされたのだ。
「…そうね、まだ早いわね」
「今のままでいい、タム」
「あら、ずっとは駄目よ?」
「…分かっています!」
その上なんだか2人でコソコソ話している。
これにお父さんが加われば親子3人でなおいい、そんな事を勝手に考えたタムだった。
「ほら、あそこよ」
「小屋…?」
日本にある体育館の2倍くらいありそうな、ジョセフィーヌの言う小屋が湖の畔に建っている。
そこへ行くと、ジョセフィーヌは巨大な扉を開けて声をかけた。
「ルー、お加減どうかしら」
「グル」
お腹の底から響くような声が聞こえる。
これで女の子なんだ、と思いつつ覗くと深い穴があった。
「地竜だからな、地面の中にいるほうが落ち着くんだ」
レイスヴァールの解説を聞きつつ、タムは穴を覗く。
「…暗い、です」
壁に魔石灯があるが暗くて地竜の鱗も見えない。
「…え?」
しかしその言葉に親子2人は顔を見合わせた。
「タム、黄色い鱗、見えない?」
「??…はい。黒い、見えません」
彼女は正直に答えた。
ジョセフィーヌは真剣な顔でレイスヴァールに頷いた。
「ルー、調子悪いところごめんなさい。小屋から出てきてくれる?」
「ウグル」
タムには、わかったわ、と微かに聞こえた。
とても苦しそうな声だ。
竜は喋れるというのに、なぜこんなにも聞こえにくいのか。
3人が小屋から離れると、地竜ルベリアーナが這うように出てくる。
それはまるで何かに押しつぶされているような姿だった。
「!!」
日の当たる場所に出てきたのに、タムにはルベリアーナの姿が見えなかった。
黒いモヤが彼女を覆うようにあり、四方八方から締め付けている。
苦しげな姿にジョセフィーヌが寄り添った。
(なに、あれ?)
タムの表情を見て、レイスヴァールは静かに質問する。
「タム。…これでも鱗は見えないか?」
『見えない。黒い靄が体を包んで締め付けてるように見える。黒いのは、とても嫌な感じがする』
「!」
ジョセフィーヌが顔色の変わったレイスヴァールを見る。
「母上、ルベリアーナは病ではなさそうです」
「…そう。であれば、ザインかしら」
「そうなりますね。すぐ戻ります!」
レイスヴァールは身体強化を体にかけてあっという間に走り去っていく。
少し驚いた様子のタムが取り残された。
「…タム、大丈夫よ。この子を治す算段がついただけ」
「そうですか?それは良かったです!」
近寄ろうとしたタムをジョセフィーヌは制する。
「もうちょっと待ってね。レイがすぐにお医者さんを連れてくるから」
ルベリアーナに、タムに言うようにジョセフィーヌは微笑む。
そして本当にすぐ、レイスヴァールがメガネを掛けた温和そうなお爺さんをお姫様抱っこして連れてきた。
屋敷の侍従の服を着たザインはルベリアーナを見るなり、駆け寄る。
「こりゃあ…マズイ。今すぐ始めます」
「お願い。ルー、もうすぐよ」
ジョセフィーヌは鱗を撫でながら彼女を励ます。
何が始まるのかと固唾を飲んで見守っていると、ザインがルベリアーナに両手をついて祈り始めた。
邪魔をしないように、レイスヴァールはタムを連れて少しだけ離れた。
「…解呪をしている」
「え?」
「呪いを解いているんだ」
「!?」
タムは驚いてレイスヴァールを見上げる。
「…ルベリアーナは1年くらい前から、この調子なんだ。竜医でも原因が分からず…うちの庭はフェーラ様の力が濃い。神力を補填して命をつないでいる状態だったんだ」
「黒いのは」
「おそらく呪いだ。誰かが、呪いをかけた」
しかも神の眷属とされる竜に。
必然と掛けた相手が絞られる。レイスヴァールは最悪だ、と呟いた。
タムは深刻の程度か分からなかったが、3人の様子を見てかなりヤバい状況なのだな、と判断した。
「治る?」
「…難しい。あ、いや、普通の呪いはザインなら解ける。が…やはりな」
ザインが肩で息をし出した。額には玉の汗が伝っている。
(あ、まずい。脳貧血おこしそう)
考えるより先に走り出し、タムはよろけたザインを支えた。
「立たない。座る」
「しかし…」
「座ってくれ。休憩しながらでいい」
解呪は神聖魔法であるため、魔力ではなく神力を使う。
地面にある神力を使いながら行った方がいいだろうという結論になり、ザインはあぐらをかいて地面との接地面を増やし、ルベリアーナに再び手を添えた。
その背中をタムが支える。
すると、ザインが驚いたようにふり返った。
「?」
首を傾げると彼は相好を崩す。
「タム嬢、力を貸してくれるかい?」
「え?はい、もちろん!」
よく分からなかったが、笑顔で応える。
ザインはよし、と気合を入れた。
「ハニーベアがいるなら、大丈夫」
そこからは早かった。
ザインの両手が金色に光りだし、瞬く間に黒い靄を食べるように消して行く。
その様子はタムとザインにしか見えなかったが、圧迫に絶えていたルベリアーナの体から力が抜けるのをジョセフィーヌとレイスヴァールは感じた。
「よし!これで大丈夫!」
ザインがポンとパールがかった黄色の鱗を叩く。
ふしゅう、とルベリアーナが息をつき、ジョセフィーヌは涙を流しながら彼女に寄り添った。
「すごい。黒い、無くなる!」
「いやいや、タム嬢のおかげだよ」
ザインはニコニコとタムの頭を撫でる。
「ルー、大丈夫?」
涙声の主に、ルベリアーナは優しい声で応えた。
【もう大丈夫。楽になったわ】
「!…良かった」
竜の声がハッキリと聞こえるようになった。
そのタムの様子を見て、レイスヴァールも肩の力を抜いた。
「いやいや、ハニーベアは魔力ではなく神力を溜め込むんですな」
ザインは感心したように話す。
タムはハンドタオルを取り出してザインの顔を拭こうとし、断られる。
「大丈夫ですよ。私には裏技がありますから」
「?」
「これを唱えれば、なんでも綺麗になります。『浄化』」
するとザインの顔から汗が消え、スッキリとした顔つきになる。
「便利」
「ええ。タム嬢もおそらく使えますよ。今度お教えしましょう」
「はい!!」
今まで魔法の練習をしたが、まったくもって顕現しなかった。
そんな自分に出来るならやってみたい。
「ザイン、ご苦労だった。非常に助かった」
「いえ、この力がお役に立てて何よりです。…ブラウンに報告しましょうか?」
ブラウンは家令であり執事頭だ。
そしてユリと並び、グランスピリットを表から裏から守っている。
「そうだな。まだ動かなくていい、と」
「承知しました。ではタム嬢、後日に」
「はい。送る?」
ここまで抱えてきたお爺さんを野放しにしていいのだろうか。
タムがそう思っていると、彼は笑った。
「これでも元冒険者ですよ。それに神力を補充しながら帰りますから」
ほら、と彼が手を振ると、金色の微かなモヤが手に吸い込まれた。
なるほど、ザインには今コレが必要なのだと頷く。
ザインに手を振り別れると、ルベリアーナの元へ駆け寄った。
「綺麗」
黄色の真珠の光沢のような鱗に、瞳は優しい焦げ茶色。思わず鱗を撫でる。
マグリーと違い、ふにふにしていてずっと触っていたいような柔らかさだ。
ジョセフィーヌが自分の胸に顔をうずめて泣いたのも、分かった気がした。
【タム様、と言うのですね。マグリーから伺っていますよ】
「!…初めまして」
【初めまして。ようやくお会いできた…】
まるで竜と話しているかのようなタムの様子に、ジョセフィーヌはあんぐりしながら息子を見上げる。
「竜は神語を解します。しかし話すのは竜語らしいので、俺にはあまり聞こえません。タムは両方分かるようです」
自分だとよっぽど静かな場所でないと聞こえないから、あえて聞こうとは思っていない。
しかしジョーは大変に悔しがった。
「ず、ずるい…」
こればっかりはグランスピリット家の血が流れていないとどうしようもない。
レイスヴァールは苦笑しつつ、話題を変えようとタムに言う。
「地竜は地面を泳ぐぞ」
「泳ぐ???」
くすくす、と笑う声が聞こえた。
【お見せしましょう。ジョー】
「ルー?…分かったわ!」
つん、と胸を突くルベリアーナにジョセフィーヌは頷いて彼女の首の上に跨る。
「それッ!!」
ジョセフィーヌの勇ましい掛け声とともにルベリアーナは前足で地面を蹴って、地面へ突っ込んだ。
「え!!!????」
ぶつかると思われたが、そのまま音もなく彼女は地面へ沈む。
まるで地面が水のようだ。
『お、泳いでる…!』
「だろう?地竜は大人しくて戦闘には向かないが、ともに旅をするにはとてもいいんだ」
するりするりと地面から出たり入ったりするルベリアーナ。
騎手は地竜の結界に守られて、一緒にいる間は共に地面を泳げるらしい。
「ジョー、楽しそう」
「ああ。ルベリアーナが臥せってから、ずっとだったからな…。ありがとう、タム」
「何もしてない」
首をふるふると横に振る彼女の柔らかな耳を撫でる。
「ふぇぇ」
くすぐったくて耳を振ってしまった。
思いがけずタムの弱い所を見つけてしまったレイスヴァールは赤くなる。
「す、すまない。その、タムの種族のハニーベアは…絵本では魔力を溜め込むと記述されていたが、どうやら神力らしい」
「違う?」
「魔力と神力は違う。精霊に頼んで魔法を使う時は魔力を、神に頼んで魔法を使う時は神力を使うな」
神聖魔法は限られた人が使えて、大抵は神官や巫女になるのだという。
そしてその魔法は、治癒、解呪、浄化、など治療に属するものが多い。
「覚えられる、嬉しい」
「…だといいが」
「?」
「いや、何事も挑戦だ」
「はい!」
そしてジョセフィーヌは時間を忘れて地竜に乗りまくり、ユリが昼食の入ったバスケットを持ってきてくれて、結局3人で湖のほとりで食事をした。
ユリも楽しそうでタムは心底ホッとする。ずっと、彼女の中にあった張り詰めた気がなくなっている。
(よくわからないけど、ハニーベア?で、良かったのかな)
空に見える浮遊島ー庭を見上げる。
(フェーラ様、ありがとう)
やっと、この世界に落とされた自分の居場所が見つかったような気がして、タムも心から笑う。
その笑顔を見て、ジョセフィーヌ、レイスヴァール、ユリが頭を撫でる。ルベリアーナまですり寄ってきた。
(だから、オバサンなんだけど…まぁいっか)
午後の暖かな風が吹き抜ける。
そろそろ自分の姿に慣れないと、と思うタムだった。
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