第2話 本との出会い
幼い頃の記憶はわりと遡れるほうだと自負していますが、それでも最初に出会った本が何だったかはさすがに定かではありません。
ほとんどの人と同じように、それは母が読み聞かせてくれたものだったと思います。
幼稚園に上がるか上がらないかの頃。
今も読まれているノンタンシリーズ、おさるのタンタン、小さいモモちゃんシリーズ。
30年以上の時を経て、今も甥っ子や姪っ子に読まれているところを見ると感慨深いものがあります。
変わり種だったのは岩波文庫のグリム童話。
大人向けの版なので残酷描写がそのままなので読むチョイスや即興で改変したりと苦労した、と大人になってから母に聞きました。
そうした読み聞かせのおかげでお話が大好きな子供でした。
母によると私は喋りと読みが早い子供だったそうで(書きは遅かった、これは自分で記憶があります。)幼稚園に上がる頃にはひらがなの絵本は自分で読むようになっていました。
その頃すでに小学校に上がっていた姉の、わりとスパルタな「学校ごっこ」に拠る所も大きかったように思います。
いっぱしのお姉ちゃん気取りで妹に読んであげたりも。
第3話でその頃に出逢った絵本たちを紹介したいと思います。
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