5話 決断
少し仮眠をとってスキルを確認した。
50/50 超回復 移動 分析 身体強化
たくみは自分でも驚いたMPの回復速度が速いことに。
「この2つは初めて見るな・・分析!」
超回復:体を休めている時MPの回復速度がアップする
移動:自分が目に見えている範囲に高速で移動できる
(移動は気になるな・・ワープみたいなものか?後で使ってみよう)
たくみは情報収集のために町に出た。
歩いていると少し洒落たバーを見つけた。
入ろうと迷ったがたくみは酒も飲めない子どもが行くのは変だと思い
引き返そうとするとマスターが出てきた。
「入っていいぜ」
まるでこちからの心を読んでいるかのようだ。
(分析)
マスターを分析したがMPはなくほんとに一般国民だった。
席に案内され周りを見渡すと兵士達が酒を飲んでいる。
テーブル席に座りパスタを注文した。
待っていると1人の兵士の声が聞こえてきた。
「転生者の話聞いたか?4人で行動している奴らなんだけど、1人仲間見つけたらし
いぞ。しかも、他はそいつの話によればセントルに何人か行ってしまったらしい」
たくみは思わず席を立って話している兵士に話しかけた。
「僕の仲間です。もっと詳しく聞きたいんですが。」
そういうと兵士は酒を飲み話し始めた。
「転生者の価値は何よりも高い。それだけで勝てるからな。特にあの4人は別格だ。
おそらく今までの転生者で1番強い。だからセントルも転生者を迎い入れたのだろ
うな。しかし、4人に勝てるものはいないだろう。」
そういうと兵士は上機嫌だった。酔った兵士が続けて話す。
「この戦いに勝ったら好き放題できるぞ。女はとくに何でもありだ。
前にセントルとの戦いに勝った時は最高だったぞ~。好き放題だ
だけど、セントルの連中も同じことを目の前でやられたんだ。当然の報いだろ?」
たくみは心底腹が立った。
「酔いすぎだぞ。ごめんな。」
そういうと兵士たちは店を後にした。
「はい、お待ち」
ちょうど注文した料理が届いた。たくみは味など気にもくもくと食べた。
(どーする・・あやかだけに話すか?)
それともなどと考えていると聞いたことある声が聞こえた。
「たくみくん!」
と手を振りながらあやかが来た。
「大丈夫だった?」
あやかのほうが心配だ。
「大丈夫。1人見つけたんだって?」
たくみが聞くと三壁、隼人、かなが歩いてきた。
「あれ、見つけたんじゃ・・?」
「部屋で休んでいる」
三壁がそういった。
「たくみ少しいいか?」
隼人に言われ5人で隼人の部屋に入った。
「たくみ情報なんかいいのあったか?」
隼人に聞かれるとたくみは首を振った。
「そうか・・・ゆうきにいろいろ聞いた」
ゆうきは今見つかったクラスメイトだ。
「みんなで逃げた後にセントルの連中にみつかり交渉されたらしい。
転生者は価値がある。セントルに来て訓練しミーシャを倒そう。
転生者は何でもありだ。男、女関係なく好きにしていい。
安全の保障はするし、先ほどの老人はすまなかった。ただ、来たばっかりと
知らず同級生を殺してしまった。ミーシャは弱い。転生者1人守れない。
セントルに来れば死ぬことはない・・と。そういわれるとそこにいた10人程度は
セントルに行ってしまった。」
たくみは何も言わなかった。ただ1つ考えた。
(ミーシャもセントルも人をなんだと思っているんだ)
話が終わり解散するとたくみは部屋に戻らずこっそり外に出た。
強くなりたい
そう思い訓練を始めた。
(身体強化)
高くジャンプし50メートル先の木を見つめ
(移動)
そういうと木にむかい体がワープした。
これは強い。そう確信したたくみはMPを見た
0/50
やはりMPの消費が多いな。。
使いすぎて頭痛が止まらない。しかし、やめなかった。
(身体強化)
(移動!!)
そういうと門まで一気にワープした。
がしかし、立てなかった。激しい頭痛、吐き気、体の痺れそして全身がはち切れそうなほどいたい。
ー100/50
なんとか立ち会がりずるずる足を引きずりながら歩くとなんとか部屋に着いた。
布団に入った瞬間気を失った。
目が覚めると10時頃になっていた。
たくみは隼人の部屋に行ったが先にクラスメイトを探しにっているみたいだ。
「たくみ・・?おはよう・・」
振り返ったらゆうきがいた
「うん、おはよう」
「たくみ・・その・・前はにげてごめん」
ゆうきが申し訳なさそうに言うと
たくみは大丈夫と伝え少し早いが昨日約束した場所に行った。
(まださすがにいないか)
そう思いながら分析で周囲を警戒し続けている。
前回よりもっと深く集中した。頭痛がきたが気にしない。
そうすると3人のMPを確認した。
おそらく昨日の三人だ。たくみも歩いてむかった
「おう、たくみ待ってたぜ。どうするか決まったか」
「決まった。マーテルに入るよ」
たくみがそういうと3人は喜んだ顔をしてくれた
「ところでたくみのスキルはなんなの?」
さながそういうとたくみは正直に話すか考えこう答えた
「身体強化、分析かな」
ほんとはまだあるが手の内はまだ見せれない。
「身体強化はかなり使えるな」
そういうとみなとは羨ましいといわんばかりで見てきた。
「さて、本題に入ろう。たくみにはミーシャのスパイとして
毎日現状を報告してほしい。俺らは動けないから他の転生者を
探す。そしてセントルと戦いに紛れ両陣営を叩く。契約を俺らが
結ぶ。ざっくりとした内容だがまずはセントル、ミーシャの情報がない。
ミーシャを裏切る形になるがいいか?」
みなとがそういうとかなとみくもこちらを見てきた。
「大丈夫。俺もこの戦いを終わらせたい。」
たくみがそういうと3人は安心した表情を見せた。
「私たちが終わらせましょう!」
みくが元気よく立ち上がった。
「明日19時に集合しよう」
そういうと解散した。
たくみは一度部屋に戻り昨日の訓練後のステータスを見てなったことを思い出した。
(ステータス)
200/200
オリジナルスキル 身体強化 分析 超回復 移動
MPの上がりにテンションが上がり町にでようとした。
その時隼人たちと出会った。
「たくみこれから探しに行くんだけどどうかな?」
断ろうとしたが少しでも情報を集めるためについていくことにした
そして後悔する。己の弱さに。
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かなめです。
本日もご愛読ありがとうございます!
最近フォローしてくれる方やコメントしてくれる方が多くて嬉しいです!
小説書き始めてよかったです!
やっぱり書いている時も楽しいけど読んでくれるのが嬉しいですね!
良かったらいいねとコメント、フォローなどお願いします!
次回もお楽しみに!!
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