余り者の勇者の二つ名はここから来ていたのですね。ミリーとガスの解決した春の事件のお話、楽しく読ませていただきました。
ミリーの優しさのにじむ解決方法で、スミレの彼には切ないながらも、桜の姫君にも見てもらっていて良かったなとしみじみでした。
ミリーとガスの、まったりとした可愛いカップルっぷりは良いですね。ミリーの複雑な胸中も道がひらけて解決されていってほっとしました。
素敵なキャラクターも多く、まったりしつつも、しっかりセシルにツッコミを入れているユリアさんもそっと推したいです(笑)影丸とフランも可愛いですし、時々ちらっと大物感の出る渋い番頭さんも気になる存在。
冬と夏のお話も書かれる予定があるとのことですので、また彼女達の活躍が見られる機会があるかなと思い、楽しみにしています。
連載お疲れ様でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
はい、この春の事件の後で、魔物達の間でこの呼び名が定着したのでした。
ここから秋の「不思議相談窓口」の間にガスと小さな事件を解決していって、すっかり有名になり夫人像から依頼が来ることになります。
ミリーはどうしても『勇者』という血筋のせいか『何か力を役に立てたい』という本能みたいなものがありまして、これで自分の進む道が見えたのでした。
実はセシルとユリアのバディもお気に入りなので、そう言って頂けて嬉しいです。セシルに仕えているように見えて、ユリアの方がしっかり尻に敷いていたりします(笑)
番頭については、彼がオークウッドに務める切っ掛けを書いた番外編があるのですが、大晦日の話なので大晦日からお正月に掛けて期間限定で公開しようかと思ってます。
また、Twitterの方で告知しますね。
自分でもこの謎解きファンタジーは気にいってますので、次もお付き合い頂けましたら嬉しいです。
お読み頂きありがとうございましたm(_ _)m
拝読し、構成力の高さ、描写の緻密さ、キャラクターの可愛らしさ、全編を通した優しい雰囲気等等、「ああいぐあなさんだぁすげえや」と改めて心底感服いたしました。語彙力が無くてごめんなさい。
冒頭部分ではバラバラだった各要素が終盤で綺麗に収まっていく様が途轍もなく美しかったです。『余り者』という特殊で微妙な立ち位置の存在が、『ならでは』の存在となっていく成長過程も優しい作風にすごくマッチしていて、納得と安心に加え、ずっと応援していたくなる。いつまでも優しい勇者で居て欲しいと素直に思えました。
個人的にはぷるぷると揺れるフラン姉さんが好きです。かわいい。語彙力が……。
素敵なお話、本当にありがとうございました。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
小さな事件が大きな事件に繋がる、という構成は憧れていたので、そう言って頂けて嬉しいです。
彼女はこれからもこんな感じで影からガス達と皆を助ける存在になると思います。
フランは最弱のスライムですが、3人のお姉さん格なので、気の強さは逸品です。これからもぷるぷると皆を支えてくれるでしょう。