第7話 オドロキ【ASMR】/梨穂子と一緒にポリポリと

○茶道部部室・居間(夜)

   #梨穂子、加えたポロツキーを唇の動きで上下に揺らす。


梨穂子

「ふふふ、はーんへへ。ひっふひひた?(ふふふ、なーんてね。びっくりした?)」

「もひほん、ひょうはん……ふへ!?(もちろん、冗談……ふえ!?)」


   #梨穂子のジョークを本気に捉えた主人公、ポロツキーの片側をすぐさま咥える。

   #梨穂子、慌てて思わずポロツキーから口を離す。


梨穂子

「わわっ!?」

「ほっ…本気にしちゃったの……?」


   #主人公、ポロツキーを咥えたまま差し出し続ける。


梨穂子

「ええーっ……!?」

「ポロツキー咥えたまま、じっと見つめないでよぉ……。」

「も、もー! わかったよ!」


「私が始めちゃったことだしね……。」

「……はむっ!」


   #梨穂子、強がってポロツキーの端を再び咥える。


梨穂子

「ひょ、ひょーははいはぁ……(しょ、しょーがないなぁ……)」


   #梨穂子と主人公、ポリポリとゆっくりポロツキーを食べ進める。

   #梨穂子の息遣い、ポロツキーを食べ進める音だけが響く。


梨穂子

「ふっ、ふえっ……!?」

「ほ、ほんほひふふへるほ!?(ほんとに続けるの!?)」

「へ、へも……ほほははひゃ……。(で、でも……このままじゃ……)」


「ふひびる……ははっへ……。(唇……当たって……)」

「ひふ……しひゃう……!(キス……しちゃう……!)」


   #梨穂子と主人公、ポリポリとゆっくりポロツキーを食べ進める。

   #梨穂子の息遣い、ポロツキーを食べ進める音だけが響く。


梨穂子

「も、もう無理~!」


   #梨穂子、恥ずかしさに耐えきれなくなって、ついにポロツキーを離してしまう。



《第8話へ続く》


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『ASMRボイスドラマ アマガミ Vol.1 桜井梨穂子編』(CV・新谷良子)

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