第三者視点
「文香?ああ、最近来なくなったわよね。」
「確か卓馬が死んでからおかしくなったわよ。」
「一年前の文香ならこの学校一可愛いかったのに」
「今じゃ廃人みたいだもんね。こうブツブツ何もない所に向かって呟いて。」
「案外あの卓馬の霊に連れて行かれてたりして。」
「あなた。息子の月命日には必ず来る文香さんって覚えてるかしら。」
「そうなのか。でも、帰りにそれらしい人とすれ違わないぞ。」
「それがねここ数ヶ月で一気にやつれてきたのよ。頬もこけちゃって。あの子大丈夫か心配で心配で。」
幻夢 宇佐見 恒木 @Matsuki4429
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます