No.21 初めての友達 アカデミー編

ルベラは毎日、アベリアに話しかけた。


アベリア「あの…貴女の名前は?」

アベリアが名前を聞くとルベラはにっこり笑ってこう答えた。


ルベラ「私?私の名前はルベラよ!気軽にルベラって呼んで?」

アベリアは、初めて出来た友達に嬉しそうだった。

アベリア「私は、アリアって呼んでルベラ!」


ルベラと仲良くなって周りもアベリアを無視するのをやめてよくある学園生活になっていきつつあった。


アベリアはルベラのおかげで毎日、楽しくなっていった。


アカデミーでは16歳になると身分を隠しているものは、身分を公に出来る制度があった。


そして月日が流れて、オリヴァー16歳、アベリア14歳になり


そこではオリヴァーは、自分についてとくに身分を明かすことは、しなかったのだ。


ただ王族の、行事には本来の姿で出掛けていた。

深緑の髪色にピンクの瞳をしているのがオリヴァーの本来の姿だが

アカデミーの時は、金髪にグレーの瞳をしていたので誰も同一人物だとは疑わなかった。

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