第153話 知らない間に親衛隊




なんかここまま行くとものすごい話数になるので、15歳から別の作品に移動するか、一つ一つの話の文字数をめちゃくちゃ増やすかになりそう。


みんなはどちらがいい!?


コメントに書いてみよう!言うこと聞くかは知らん。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「お、お前はあの時ころs……………」


そうだよな。ボルト。

俺の生きてる可能性を否定しようとするならば、あの事を話さなくてはならない。

そしたらお前が俺を殺したことをも話さなくちゃいけないよなぁ?


「いや〜、久しぶりだねぇ?ずっとお前の顔を見るのを楽しみにしてたよ。あの地獄のような日々でずっとな!」


「――――――ッ!!!!」


俺がそう話すと、ボルトの顔は恐怖で染まっていった。


別に、それほど地獄な環境ではなかったが、ボルトを怖がらせるための着色だ。


…………今のボルトのビビってる顔、写真に収めたかったな。


「…………あ!久しぶりだし、模擬戦でもしないか?ちょうど3時間目にその授業があるじゃないか!じゃ!また三時間目に!」


それはそう言って、教室を出ていこうとした。


「…………俺は忘れてないからな?」


ボルトの耳元でそう呟いて。





ーーーーー





「………………という事で、レオン君は今日からこのクラスで一緒に学習することになった。みんな拍手!」


パチパチパチパチ…………………………………………


先生は拍手しろと言ったが、本当に拍手しているのはクラスの半分にも満たなかった。


だって一回死んだと思われる人が帰ってきたんだ。

そんなの怖いだろ?

逆にクラスの半分近くが拍手をしていることに感動する。


そして…………


ボルトの取り巻き達は完全に怯えた顔をしている。

だってそいつらも俺の殺害に加担したんだからな。

いつバラされるかドキドキしてるんだろう。


でも、俺はバラさない。

もしバラしたら、俺が直々に天罰を下せないから。

公式に裁判で判決を下したら、どんな力が介入するか分かったもんじゃない。


それを今回で学習した。


俺は失敗しない。

誰にも負けない力を付けて、驕っても勝つ。

それが俺だ。


「それじゃあ、新しく来たレオン君も模擬戦に参加してもらいましょうか」


新しく…………来た?


もしかしてこの教師……新人か?

だから俺の事を知らないのか?

……まずいな。


もし俺の実力を分かってもらってなかったら、ボルトと戦えないかもしれない。

それはまずい。


さっきあんだけ啖呵切ったのに戦えないとかそんなダサい事があるわけない。


「レ、レオン様」


俺が考え事をしていると、声をかけられた。


ん?

誰か疑問に想いながら顔を上げて見ると、俺の周りには沢山の生徒が居た。


このクラスの半分以上の生徒が居るな。

どうしてだ?


「私達、レオン様親衛隊に未だに入って居るんですけど…………やめないでよかったです!!!」


中央に居る女の子がそう言うと、みんな涙目になっていた。

数人泣いている者も居るな。


いやいやいや、そんな事どうでも良くて…………


「レオン様親衛隊って何?」


「「「「「「「「「「へ?」」」」」」」」」」


俺が質問すると、みんなポケっとした顔をしていた。


いやそんな顔されても、知らないもんは知らねぇよ。


「レオン様がこの学校に来てから、すぐに出来た大規模団体ですが…………知らなかったんですか?」


「ああ。一つも。逆になんで俺に親衛隊が居るの?俺、そんなすごい奴ではないよ?」


俺がそんな事を言うと、ここの空気がピリッとした。


「レオン様はすごい人ですよ!王族、貴族、執事、平民、下民。そして奴隷までもに別け隔てなく接してくれるんですから!そんな素敵な人、他に居ません!そしてこまっている人が居たらすぐ助けてくれる!そしてクラスに馴染めない人が居たらはなしかけてくれるじゃないですか!そしてとてつもなく強い!それほど最高で最強なお方、他に居ません!!!」


俺は周りの空気感に圧倒されていた。


え?

俺ってそんな奴だっけ?

……まぁ、一応事実ではあるんだけど、なんか強調してない?


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


うん。投稿40分前に書き始めたにしては上出来だと思う。

うん。そう思っとこ。

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