第149話 新宗教設立……?



チャリ盗まれた。


そして更新遅くてごめんなさい。

明日!明日から早くするつもり…………

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


ハァハァハァハァ…………


正直、もう体力は全然残っていない。

魔法の底をつき、体中に痛みが走る。


もう、今にも気絶していしまいそうだ。

でも今気絶したら全てが台無しになる。

だからできるだけバレないようにしないといけないのだが…………


俺がそう考えていると、目の前に居る男の子が話かけてきた。


「……お兄ちゃん、大丈夫?」


彼がそういった時、俺の顔が少し曇った。


「な、なにを言ってるの?……あ、助けて頂いてありがとうございます!ほんと、この国全体が貴方様に感謝いています!だから…………わ、私達を殺さないでください……息子だけでも助けて下さい…………」


この母親は、俺の曇った顔を見て機嫌が悪くなったと勘違いしたようだ。


まったく…………


「お前ら二人とも、元気で何よりだ」


俺は笑顔でそう言った。


少し生意気かもしれないが、これからこの国の王になるためにはこれぐらいの対応が好ましいだろう。

あまり下手にでるとこっちが舐められてしまう。


「それじゃあ、俺はこの場の復旧に取り掛かる。じゃあな」


俺はそう言ってこの場を離れようとした。


「ま、待って下さい!せめて……名前だけでも!!」


その母親の静止を無視して。





ーーーーー





そして俺は、沢山の事をした。


さっきので怪我をした人達の治療をしたり、建物を立て直したり、国の人たちに物資を届けたり…………


全て俺が出来るわけもないが、影ながらコドンやルーク、ルヴァル達の助けがあったから出来たことだ。


そのおかげで、俺たち……特に俺はとても感謝され、まるで王様にでもなったような気分だった。


コドンはあまり人と話すのは苦手だから、誰とも近づこうとしない。

ただ、この国の研究者と少し話をしていたようだ。

なんか……


『全く……この国の研究者は面白い情報を持っているみたいだけど、知識が全然足りてないね。いずれレオン達の役に立たないといけないんだからしっかりしてもらわないと…………』


怒っていた。

だが、少しワクワクしたような顔もしていた。


これでもっとコドンが人とよく接するようになってくれたら嬉しい。


そしてルークとルヴァルはとても国民から好かれていた。


ルヴァルは兵士中心に、

ルークは国民中心に好かれて言っていた。


ルークは紳士なところがあるから親しみやすいのだろう。

ルヴァルは元王だったため、けっこう尊敬される立場になっていた。


そして俺は…………


「「「「「「「ははぁぁ〜!」」」」」」」


なんか崇めたてられていた。


…………ん〜なんで!?


え?どういう事?

なんか気づいたら崇め建てられてたんだけど?

そんな事ありゅ?


いやいやみんな、そんな俺に向けて頭を下げないで?

もうみんなほぼ土下座しているじゃん。


そんな新宗教確立させんでいいのよ。

そんな事するなら俺を王様にしてくれ。


そうしたら全てが解決するから。


…………おい!

お前ら俺にいろんな物を捧げるな!

いや多い多い多い。


金の延べ棒を山積みに置くなお前。

その一番前で涙を流しているそこのお前だ。


俺はお前の顔を覚えているからな?

神聖魔法で傷を治したあと、ものすごいすがりついてきた奴だろ。


普通おかしくない?

だって俺、寝たあと気づいたらここに座ってたからね?

すごく神々しいローブをみにまとって黄金の椅子に座ってるからね?


そしてこのローブ。めちゃくちゃ高性能だな。



神聖魔法の効果が1.35倍

その中の確立系魔法成功率5%アップ(打ち消し)



確立系魔法というのは、必ずしも起こる事ではない魔法だ。


例えば……低確率で成功する蘇生の技があるんだが、その成功する可能性を5%アップしてくれる。


そんなもんだ。


打ち消しって言うのはおんなじ効力を持つ装備をしていると、どちらかの効力が消されるって事だ。


…………まぁ、こんな事は覚えなくていい。


(正直作者だって覚えれるつもり無いしね)


……ん?なんか声がしたようなきがしたが気のせいか?



そして俺は、しびれを切らして暴れだすまで、ずっと神聖視されていた。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


更新遅くてごめぇ〜ん!

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