第146話 仙人のおっちゃんvs俺&コドン


はい、ということで?私生活が落ち着いて来たので、投稿頻度を高めようと思います!!


毎日投稿しようかなって最初は思ったんですが、流石にしんどい…………

だから、一週間で5日投稿にしようと思います!!


月〜金で3回

土、日で2回。


もしかしたら、投稿が間に合わない可能性があるので、そのときはご愛嬌で……


それじゃあ本編行ってみよ〜

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「もうホント…………お前何してんの?」


「まぁ、それぐらい俺がすごいってことだな」


うん。

さすが俺。

一国の王に目をつけられてた。


…………悪い意味で。


「正直、お前じゃなかったらぶち殺していたよ」


「お前に殺されるわけないけどな」


「あ?」


「あ゛?」


「いや二人とも喧嘩すんなって。この中で一番強いのは私なんだから」


「あ?」


「あ?」


「あ?」


絶対この中で最強は……俺だろ。

これだけは譲れない。


「分かった!こうしよう!」


仙人のおっちゃんが急に声を出した。


「「ん?」」


なんだ?

お前が提案する事とか……良くない事でしかないじゃん。

殴るよ?


「俺対お前らで対決しないか?もちろん、勝者には敗者がなんでも願いを叶える。これでいいんじゃないか?」


「……悪くないな」


「でも、流石にハンデを出すぞ?40歳ぐらいのおっさんが9歳の子供相手に戦うとか…………虐待を疑われる」


……いや、誰も見てないだろ。

って言いたくなるのを俺はぐっと抑えて仙人のおっちゃんの話を聞いた。


「…………ハンデと言っていいのかわからないが……一撃当てたら勝ち。それでいいんじゃないか?」


……まぁ、いいだろう。

一撃。

そりゃあ、お前の攻撃力が、俺たちを上回っていると思っているからその発想が出たんだろうな。


いいだろう。

それじゃあ俺はお前を一撃と言わず、死にかけるまでやってやる。


俺はそんな思いをいだきながら、戦いに挑もうとしていた。


…………もっと、おぞましいことを考えていた奴を知らないで……………………





ーーーーー





俺たちが戦いを始めようとしていた頃、仙人のおっちゃんがリストバンドを取り出した。

それも明らかに高重量な。


「……お前何してんだ?」


「ん?わからない?ハンデだよ。ハ・ン・デ」


仙人が煽るようにそういった。


「「……………………殺す」」


俺たちはそう決心した。


「お前らが俺のことを殺せるわけねぇじゃんww…………っと、そんな事はおいておいて早く始めるか」


「……そうだな。始めようか」


俺がそう言うと、仙人はコインを取り出した。


「このコインが落ちたらスタートだ。それでいいか?」


「ああ、いいぞ…………一つ質問があるんだが」


「ん?なんだ?」


「試合が始まる前に魔法を出しておくのはありか?」


「まぁ、俺に直接かけなかったら別にいいぞ」


「…………そうか」


言質はもらったぞ?

後悔するな。


ピンッ……………………


仙人のおっちゃんがコインを投げた。


その時に、俺たちはメガネをかける。


…………不思議がってるな。


そしてそのコインが床についた瞬間……………………



























勝負が決まった。


「――――――――――クウゥッ!!!!!?」


俺たちの周りは、金色の光に包まれた。

そして俺たちの遥か上には、黒ずんでいる雲があった。


そう。あらかじめ俺はセットしていたのだ。

俺の強力な技は、タメ時間がとても長いが、威力はピカイチだ。


「…………クッ、俺の負け「そんなんで許すと思ってるのか?」――――ッ!!?」


俺は喋ったのと同時に、魔法を出す。

爆炎豪槍。昔俺が必殺技にしていたものだ。

今はあまり時間をかけずに出せるようになった。


努力の賜物だな。


その攻撃を俺は容赦なく浴びせていく。

そして仙人のおっちゃんは、その攻撃を避けきれず当たる。


…………びっくりした顔をしているな。


それは、俺の攻撃力が思いの外高かったからか?

それとも…………




体が思うように動かないからか?


そう、俺はデバフをおっちゃんにかけていた。


それは怠惰。

七つの大罪系スキルだ。


その効果は、自分の攻撃力、魔力、防御力などの力が全て下がる代わり、相手のステータスも下がる技だ。


ただ、それでやられてばかりの相手ではない。

こいつは……一国の王だ。


「クッ…………ホーリーブレイズ!!」


「チッ」


相手は、俺を攻撃する事ではなく、俺の魔法を妨害する目的で魔法を放ってきた。


いくら数百年王をしているからといってそこまで勘は鈍ってなかったみたいだ。


………………いや、鈍っているか。

だって、コドンを野放しにしているのだから。


「出来た」


コドンはその一言を発した。


その時、やっと仙人のおっちゃんは気づいた。

この中で一番危険なのは、俺ではない。コドンだと。


ただ、その事に気づくのにはあまりにも遅すぎた。

もう、コドンのは発動している。


空には、鳥……らしき鉄の塊が浮かんでいる。


そしてそれは、容赦なくおっちゃんに突っ込んでいった。


数体は避けられ、

数体は壊され、

数体は……体を貫いた。


いや、完全に貫けてはいない。


おっちゃんは、直後に体に力を入れ、とてつもなく固くさせたのだ。


「筋肉バカがッ…………!!」


「ハハッ、ここまでやられるとは思ってもみなかった!」


こいつはそういうと、すぐさまコドンの背後に移動した。


そして後ろから首を突き、気絶させた。


「漫画かよ…………」


「まんが?なんだそれは?…………ともかく、このままじゃ気がすまないので…………気絶するまで殴らせろ♡」


「…………塵がッ……!」


そして俺は数十秒……いや、数分間ボコボコにされてやっと気を失った。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


パソコンがおかしくなって、気づいたら下書き全部消えてた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る