第116話 簡単なサメ



前回ケイン達のステータスを変えておくと言ったのに全然変えてないのごめんなさい。

めちゃくちゃ忙しいんです!


だってこの話書き始めたのいつだと思う!?

20時42分だぞコノヤロウ!

で、投稿するのが30分予定。

は?


あと日本WBCで勝ったね!やったー!

(にわかファンの作者)


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



うん。

前回でステータスがやばくなってるっていう話をしたけど、一個だけヤバいスキル、ステータスがあるんだよね。


それはこれ!


『■類■■ノ記憶』


ん?

なにこれ?

前回から増えたのが類だけよ?

大丈夫?

そして全然分からない!

無知って悲しいね。


でも記憶って事は分かっている。


記憶かぁ。


誰の記憶だ?

レオンの頃の記憶……なわけないよな。

だってレオンの頃からあったんだし。


それじゃあ、東海秀人の記憶?

そうしたら、■の中に入る言葉が分からない。


類……


もしかして人類か?


いや、親類縁者の記憶っていう可能性も在るかもしれない……


だって作者は四字熟語好きだしなぁ……


東海秀人の頃の親類縁者の記憶…………もしかして俺の家系にめちゃくちゃ凄い人が居た?


例えば……

霊長類最強とか、

昔、日本を治めていた人物とか、

…………あと、異世界に転生した人とか。


え、これアリ得るんじゃね?


だって俺が異世界に転生したんだ。

俺の親族が異世界に転生していたとしてもおかしくない。

だって今思ったんだが、俺のクソ両親。本当の両親じゃない説が出ているからな。


だって俺たちはあんな性格してないもん!

弟も俺も全然顔が似てないもん!


絶対家族じゃないだろ、アイツら。


俺の親族か…………


いや、待てよ?

今、親類縁者って事になってるが、違う可能性も勿論あるってことだよな?


…………あ、今親類縁者って言葉を初めて聞いたって人は調べてみてください。

多分出てくるでしょ。


……う〜ん。

分からないな。


今の所は親類縁者説が濃厚って感じだな……

ま、こればかりは進化してみないと分からないな。


よし!それじゃあ、人間目指して頑張るぞ!


…………いや、ちょっとまって?

人間って言ったって、神様の話だと、前世の頃に戻れるって話だったよな?

それじゃあ、あの邪神の呪い……9割低下が付いてくるかもってことだよな?


嫌だ〜!

人間に戻りたくない!

ドラゴンのままが良いよ〜!


……は!

今めちゃくちゃ良い事に気づいたぞ!

もしかしたら、人間化っていうスキルがあるんじゃないか?

もしそれがあったら、一々レオンに戻らなくても人間になれる!


…………いや、そんな事したら今までの努力はなんだったんですかって話になるな。

しかも人間になった所でレオンには成れないと思うし。

レオンじゃなかったらセラやアテネに嫌われるかも…………


うん。

レオンがいいな。絶対に。


…………そろそろ場所移動する?

流石にここだけだとな……


だってもう魚が寄ってこないもん。

え?なんか変な覇気でも出てる?

急に敵が寄ってこなくなったよ?


…………よし、移動するか!


それじゃあ小舟を作りまして……

これ、マ◯クラみたいに作業台があれば1秒で作れる世界じゃないから面倒くさいな……





ーーーーー





……よし!出来た!


俺の目の前にあったのは………………ただのボロボロのイカダだった。


うん。

初めての船にしては上出来かな?


いや、船じゃなくね?

ただのイカダじゃね?

しかもボロボロだし。

あれだね。意外とイカダって難しいね。

昔の人たちを尊敬するわ。


それじゃあイカダでレッツゴー!








…………うん。


分かってましたとも。


俺に運は無いことを。


でもさ。


それはなくない?


今なら俺はどんな恐怖にも耐えうる事が出来るかもしれない!ってステータスが上がった時思ったよ?



だって精神力が10万を超えていたからね。


でもさ、流石にこれはなくない?


自分の何倍も大きいサメに遭遇するのは!


―――――ッ!!危ない!!


俺は全力でイカダ左へ動かした。


…………危なかった。

もう少しでイカダごと食われる所だった…………


よし!下に続きそうな洞穴に向けてレッツラゴー!


いってぇなオイ!

体になにかおかしなところは…………


うん。

尻尾が食われただけだね。


…………ぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!


尻尾が食われた!


え?

初めての感覚何だけど?

尻尾が食われるって何?

何なの?

こんなに痛いんだね、生きたまま体が食われるって。


うん。

これから生き物を生で踊り食いするのは辞めておく。

流石に痛すぎる。

10万以上の精神力がある俺が気を失いそうなほど痛いもん。


とにかく全速前進!

早く安全な所に行って、レベルを上げて、尻尾を伸ばして行こうと思う。


前も少し尻尾がちぎれた時があったけど、その時もめちゃくちゃ痛かった。


でも、レベルアップで徐々に治っていったかな。


レベルアップはすべてを解決するんだね。





ーーーーー





はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……………………


助かった〜!


途中めちゃくちゃヤバかったよ?

なんかサメが3匹に追加されていたもん。


おかしくない?

三匹ってなに?


インフレしすぎじゃない?

水竜より強かったよ?

もしかしたら水龍クラスかも…………


うん。

考えるのはやめよう!

今はこうやって逃げ切れた事に感動しよう!


ありがとう神様女神様〜!

いや、女神!お前は100回死んでこい!


俺と弟を引き離した罪を償え!


ファッッッッック!!!


………………うん。一旦冷静になろう。

なんか話が脱線していってる。


俺が今やらなくちゃいけないことは?


そう、尻尾の修復。

早くレベルを上げたい。


いい感じの敵出てこないかな〜!


ヒョコッ……………………


フィアーアトミックシャーク Lv36


HP 14030/97406



こんちわっす。


「雷龍の咆哮!!」


俺が全力の咆哮を放つと、サメは…………


フィアーアトミックシャーク Lv36


HP 0/97406


よっしゃ!

龍になっての初めての戦いに勝った!


…………いや、喜んでも良いのか?

サメ、めちゃくちゃ弱っていたぞ?

HPが元々9万以上あったのに、今は1万ぐらいだったからな?

ほぼ八百長だぞ?


………………まぁでも、勝ちは勝ちだ!


《経験値が一定に達しました。雷龍のLvが1⇨2になりました》


よし、取り敢えずレベルは上がった。


…………うん!

尻尾が少し生えてきている!


やっぱりレベルアップって最高。




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