第108話 sandomenosinka☆


…………うぅ……

ここは?


俺は確か水竜と戦って……勝って……そして意識を失ったはず…………


よく俺生きてたな。

だってHPが1で、血が大量に流れてたんだぜ?

絶対死んでるだろ。


もしかして俺って……不死みたいな凄い力をてにいれてるんじゃ…………


んなわけ無いですよね。

だってレベルアップしたおかげでHPが回復してたもん。

絶対それのおかげだわ。

不死みたいな凄い効果は無いわ。


……そういえば進化可能になりましたってアナウンス?の人が言ってたな。


もしかして雷竜とかそんな感じになれるんですかぁ?


…………それにしても水竜……強かったな……

もし俺が火竜とかになって、雷魔法が使えなかったら、確実に負けていた。

多分、最初の段階で死んでいたんじゃないか?

それぐらい属性の差は大切だと思う。

まぁ、水に雷が極端にヤバいだけだと思うけどな。


そんな水竜と同格になれるんだろ?

ちょっと強すぎやしねぇか?


そう思ったら地龍は竜じゃなくて龍だったもんな…………

水竜より断然強いってことだろ?

ちょっと強すぎやしねぇか?


地龍さんよ、一回水属性になってくれないか?

そうしたら楽勝で勝てると思う。

しらんけど。


……………そろそろ進化するか。

視聴者さんも飽きてるだろうし。


《進化先を選択してください》


さ〜て、なにがあるのかな?



魔竜 竜族

死竜 死者族 竜族

雷竜 竜族

火竜 竜族

水竜 竜族

サンダージョーズ 鮫族

咆竜 竜族

寄生竜 パラサイト族 竜族



お〜!・

結構種類があるじゃない!

しかも全員竜!!…………では無いな。

なんか鮫に成るっていう選択肢あるじゃん。

え、いやだよ?鮫なるの。

まだ陸上生物でいたいよ?


……ってかなんで鮫になれるの?

鮫を丸々一体食べたから?


…………いや、そんなんが理由なわけ……ありますよね。

そうですよね。

まずサメを一体まるごと食べるってなんなん?

大食い選手でもそんな事せんよ?

……まぁ、そのおかげで悪食のスキルが上がったんだけど。

いや、悪食のスキルまじ感謝。


もう悪食教に入ります。

そんな宗教は嫌だけど。


…………そろそろ進化先決めるか。


どうしようかな……


本当は雷竜が本命だが……

死竜も捨てがたいんだよなぁ……

だって考えてみて?

死竜ってかっこよさそうじゃない?

しかも進化したら漢字がこうなるんだよ?

『死龍』


はー!もうかっこよ!

やっぱりこういう所で中二心くすぐられるよね。

あ……死竜にしようかな…………


でもそう言ったら魔竜もかっこよくないか?

魔法がバンバン使える竜。

もし人間になっても竜のステータスが適用されるなら魔法がバンバン使える人間になれるんだぜ?

かっこよくない?

もし身近に魔法がバンバン使える奴がいたらもう惚れちゃうよ?

しかもイケメン(自称)だよ?

もうかっこよすぎるわ。

あと進化して漢字にしてもかっこいい。

『魔龍』


はー!もうかっこよ!

やっぱりこういう所で中二心をくすぐられるよね。

あ……魔竜にしようかな…………


なんかさっきも同じような話をしたな……


まぁ、そんな事を言ってても雷竜にするんですけどね。

だって雷ってかっこいいじゃん?

前世の時から待ちわびていた魔法だよ?

そりゃあもう雷竜になるしか無いでしょ。

大好き雷竜。

…………あ、それこれからの自分だったわ。


それじゃあ雷竜選択っと。


《進化先、雷竜で大丈夫ですか? Yes or No》


Yesで。


《分かりました。進化を開始します》


おー……この脱力感久しぶり…………


そういや俺……結構頑張ったな…………

だって昼夜問わず結構狩りをしていたんだぜ?

…………いや、それはジャングルに居た時だな。

ここに来てからは海に雷魔法を落とすことしかしてない。

唯一の戦いはダークアクアシャークと戦った時と、水竜と戦った時だな。


いや〜、水竜戦は本当にしんどかった……

あんな事をさせてきた作者、本当に頭悪いよね。


『グハッ!!!』


ん?なにか聞こえたような……まぁ取り敢えずおやすみ………………


そして俺は意識を失った。





ーーーーー





《条件を達成しました。称号『竜』を獲得しました》

《条件を達成しました。スキル竜爪|9、スキル竜鱗|9、スキル咆哮|9、スキル竜牙|9が統合されました》

《熟練度が一定に達しました。スキル竜武を獲得しました》

《熟練度が一定に達しました。スキル龍爪|1を獲得しました》

《熟練度が一定に達しました。スキル龍鱗|1を獲得しました》

《熟練度が一定に達しました。スキル龍牙|1を獲得しました》

《熟練度が一定に達しました。スキルHP自動回復小|4⇨HP自動回復小|5になりました》



……………うぅ………


進化終わったか?


よし!俺の体は……でっかくなったな…………もう竜だな。


よし、早速小型化を使ってみよう。

小型化 発動


…………お!結構小さくなった!

サンダードラゴン時代の大きさに戻ってるな。

よしよし、満足だ。


……いや、そんな事より俺はステータスが気になる!

さ〜て、どれだけ成長しているかな?

全てのステータスが10000を超えてくれていると嬉しいな…………



名前 レオン・ドラグノフ

種族 雷竜

レベル 1


HP  21319/21319 12302up

MP  27260/27260 14300up

筋力  22988 13140up

耐久  24009 12954up

魔力  23754 13640up

速さ  22053 12670up

知力  21000 12000up

精神力 42000 17000up


4


スキル


鑑定|5 1up 

雷魔法|6 2up

四属性魔法|6 1up

無属性魔法|5 1up

四属性耐性|9 1up

竜武 new

龍爪|1 new

龍鱗|1 new

龍牙|1 new 

飛行|4 1up

毒耐性|5 

酸耐性|5 

麻痺耐性|2 

物理耐性|5 

視覚領域拡張|3 1up

感覚領域拡張|3 1up

聴覚領域拡張|3 1up

高速演算|3 1up 

思考加速|5 

気配感知|2

HP自動回復小|5 new

過食|9 max

悪食|6 4up 

耐久 new

暗視|9 

魔闘法|4 

鬼門法|9 

鬼化|7 

小型化|4 

■■■■ノ記憶


称号


『■■■■ノ記憶ヲ■つ者』 『竜に達した者』new『死者との友情』『鬼神の孫の加護』


………………は?

いや、流石に強くなりすぎじゃね?

ステータスの上昇量が10000を超えていたんだが?

そして全て2万以上行ったんだが?

そして精神力に至っては4万以上行ったんだが?


え、どうなってんの?

まだ精神力以外のステータスは水竜に勝てていない。

ただお前はだめだ精神力。

は?なんだ4万超えてんの?

水竜のHPですら40240だったよ?


俺の精神力インフレしすぎだろ!!!


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


主人公がインフレしているのは精神力だけ。

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