第105話 レオンvs水竜 2



俺が火の玉を投げる。


水竜が俺の事をブレスで攻撃してくる。


避ける。


雑魚共が俺に対して攻撃をしてくる。


避ける。


避けた所に水竜が攻撃をしてくる。


少し当たる。


少しダメージが減る。



俺が火の玉を投げる。


水竜が俺の事をブレスで攻撃してくる。


避ける。


雑魚共が俺に対して攻撃をしてくる。


避ける。


避けた所に水竜が攻撃をしてくる。


少し当たる。


少しダメージが減る。



俺が火の玉を投げる。


水竜が俺の事をブレスで攻撃してくる。


避ける。


雑魚共が俺に対して攻撃をしてくる。


避ける。


避けた所に水竜が攻撃をしてくる。


少し当たる。


少しダメージが減る。



《熟練度が一定に達しました。スキルHP自動回復小|1⇨HP自動回復小|2になりました》


お、スキルレベルが上がった。


今、コンナ事を何回も何十回も繰り返している。


いや〜、流石に雑魚共もここまでいるとめんどくさいな。

しかも水竜が着地狩りをしてくる所もまたうざい。


は?お前竜だろ?

プライドってもんは無いのか!!

俺にはそんな物ないけどな!


……いい加減雑魚どもを倒さないと。

なにかいい方法は……


そうだ、ここら辺にある石を焼いて…………っぶな!

人が石を焼いている時に攻撃するなよ!

お前らには心ってもんが無いのかね?

そういや、俺は人じゃなくて竜だけど。


っていうのは関係なくて、俺は今考えているのはこの熱々の石を投げて、雑魚達を攻撃するって算段だ。


とゆうことで早速実践。

はじめぇい!


さ〜て、レオン選手、雑魚達に大量の石を投げました!

果たしてこの攻撃はうまくいくのかぁ〜!?


……よし!攻撃は当たった!果たしてその攻撃が効いているのか、効いていないのか…………


アクアホエール Lv18


HP 9204/9360


全然効いていなかったぁ〜!!


は?全然きいていないじゃん。

これもしかしたら普通に炎で攻撃したらよくね?

早速実践。


…………うん。やっぱり炎で攻撃した方がいいね。

HPが面白く減ってく。

やっぱり海で暮らしてきた奴は火を体感したことは無かったのかな?

見た感じ陸上生物が全然居ないし。

ごく、ごくたま〜に、人間の骨が見つかるけど。


《アクアホエールを撃破しました。17500Expを獲得しました》


お、倒れた。

……でもなぁ、流石に一体だけにこんな時間をかけてたらなぁ〜。


グハッ!!!


クソッ、攻撃が急すぎて反応が全然出来なかった……


サンダードラゴン Lv16


HP 6105/9017


チッ、もうHPが三分の二になったな。


えええい!もう仕方がない!

雷魔法で駆逐してやる!


「雷撃!!」


俺は最大の威力で雷を放った。


《アクアドロフィンを撃破しました。7500Expを獲得しました》


《ポイズンスパイダーを撃破しました。2405Expを獲得しました》


《アクアホエールを撃破しました。17500Expを獲得しました》


《ハイパラサイドフィッシュを撃破しました。20000Expを獲得しました》


《シャークを撃破しました。25000Expを獲得しました》


etc………………


お、シャークか。

この前食べたダークアクアシャークは美味かったな……こいつも後で食べよ。


…………え、すんなり終わったが、100体ぐらいの死体が浮いてない?

めちゃくちゃ倒したじゃん。


《経験値が一定に達しました。サンダードラゴンのLvが16⇨17になりました》

《各種ステータスが向上しました》


《経験値が一定に達しました。サンダードラゴンのLvが17⇨18になりました》

《各種ステータスが向上しました》


《経験値が一定に達しました。サンダードラゴンのLvが18⇨19になりました》

《各種ステータスが向上しました》



……ステータスが上がったことに対しては喜ばしいが、水竜の雷耐性小のレベルが上がっていた。

やっぱり雷魔法を使うのは良くないな。

ついでに火耐性のレベルも上がっている。


でもこれで水竜への攻撃に集中出来る!!

よし、それじゃあ雷魔法を開放するか!

それじゃあ俺が最近覚えた魔法を紹介。


「雷創:雷剣」


俺は自分の身長の半分の大きさはある剣を大量に作った。

勿論これはただの剣じゃない。

雷で作られた剣だ。

これを水竜に刺す!!


死んどけ!!水竜!


「キュヤァァァァァァ!!!!」


どうだ?


水竜 Lv16


HP 29500/40240


よし!1万近く削った!!

……まぁ、俺のMPも半分近く削ったがな。

さっきのレベルアップが無かったらヤバい所だった。


けれどもこれで油断してはいけない。

こいつは回復が出来る。


……よし!水竜は青白い光に包まれた。


さっき水竜が回復した時に分かったことがある。

それは回復している時は……攻撃をしてこない!


俺は素早く飛んで、水竜の前まで移動した。


よし!


「雷創:雷刀」


俺は、刀を手に取った。


「死ね」


俺は水竜を斬った。


「キュエッ……!!」


よし、効いたな。



水竜 Lv16


HP 17405/40240



これは勝てるんじゃないか?

これで勝てたら俺は実質C……いや、Bランク冒険者レベルになるぞ!

……そうだ、説明してなかったな。

この世界の冒険者は10段階に分かれている。

大体、1万〜2万以上のステータスでCランク冒険者だな。

Bランク冒険者のステータスは3万以上はある。

Aランクは5万以上……考えただけで恐ろしいな。


水竜の平均ステータスは33000以上……Bランク冒険者以上の力があるな。

だからBランク冒険者レベルって言ったんだ。

まぁ、そんな事を言ってる内に水竜と格闘しているんだけどな。

……やっぱり水竜は強いな。

スピードも、筋力も耐久の全て俺以上だ。

俺の唯一の取り柄、精神力も負けている状態。

強。


かろうじて俺が小さいから俺の事を捉えきれていない感じだな。

もし俺がもっと大きかったら……ゾッとする。


でも結構殴れているぞ!

あともうちょっと!


「キュェェェェェェェェェェェェェェ!!!!!!」


ん?なんだ?急に叫びだして。

……まぁいい。俺は水竜を殴るのに集中させてもら―――――ッ!!


……なんだ?この攻撃?

今の攻撃は水竜じゃない。

水竜の事は俺が見ていた。

じゃあ誰が?



………………ああ、そういう事か。

だから水竜、お前は叫んだんだな。仲間を呼ぶために。



ウォータードラゴン Lv13


アクアポイズンドラゴン Lv24


ウォーターゲロップ Lv17


ウォータードラゴン Lv19


ウォーターゲネラッシュ Lv21


ダークアクアシャーク Lv38


etc…………


クソッ、この前一対一でも一苦労だったダークアクアシャークが居る。


状況は確実に劣勢。

どうするか。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


ウォーターとアクアの違いは、

ウォーターは水。

アクアはちょっと特殊な水。

って感じです。

だからちょっと特殊な属性をもたせた奴にはウォーターじゃなくてアクアを使っています。

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