第8話 二つの宗教 次なる婚姻の祝い 血塗れの祝賀 祝祭‥

「王様!」「陛下」人々は悲鳴を上げ、混乱の極み

まだこの時は息はあった‥顔面の大きな傷が死因となるが・・


それは彼の死 その後、しばらく事であった 


サン・バルテルミ―の大惨劇 


これまた婚姻の祝いが数万人が殺される血の祝祭‥悲劇


仏蘭西‥フランスの元となったフランク王国

その始祖たるゲルマンのフランク・サリカ族の王クロ―ヴィスは

アタナシウス派(カトリック)に改宗してローマ教会と結びつく

当時、異端を決して認めない教会


魔女とされた者達、違う宗派などは悪くすれば火刑の運命に

激しい弾圧


特にこの時代に始まったともいえる 新たな宗派プロテスタント‥

ユグノー

宗教争いに大貴族達の争いまで加わる。


王の死は次なる悲劇へと‥


アンリ2世の跡継ぎはまだ幼い子供フランソワ2世

彼の摂政はカトリーヌ・ド・メデッチ


そうして、王女マルグリットとブルボン家のアンリ 

彼女の次なる婚姻の祝いでは大いなる惨劇が待ち受ける


王の死から

1572年 8月に結婚式で行われたサン・バルテルミーの大惨劇 

数万人のユグノー(プロテスタント)が虐殺された。


やがてヴァロア朝の滅亡へとつながってゆく


ヴァロアの王家の王は世継ぎを残さずに

王女マルグリットは世継ぎを産まない


仏蘭西の王家は 傍系のブルボン家へと引き継がれるから

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