第3話友好

 友が死に、絶望に飢えた獣が、その牙を向けるとき、世界が呼応するように、赤く染まって、大地は雄大なまま、世界をへいげんしていく。

三国志。三つの心。

レイジ&アダム&エデン

そして、手を伸ばした先に、世界の実像が、イデアのように、楽園で歌う。

小鳥、獣、そして、希望の果実。

反抗し、生み、楽園にかえるとき、どこかからさえずる故郷の胡弓。

進みゆく変革の途上で、手を結び合う平等原理。

自由とは?

戦争とは?

音楽が流れてくる。

猛々しいまたは、リズミカルに、はね飛ぶ、ロックンロールの使者。

レイジ、それは、反抗そして、約束されない自由を求める孤独な楽園主義者

独りの舞台。

剣となり楯となる、言葉の放熱。

愚かで、どこまでも美しい、さえずるのは、アダムあるいはエデン。

三国志。三つの心

友好な有効か

手を重ねる巨人の咆哮。

大きな国、そして島国、渡り鳥のように白鳥が飛ぶ。

マザーなテレサ

ふふっと笑う、その口の端に、あざけりはない。

ただ、まっすぐに、進む、詩人の後ろにいる、か弱き乙女たちを守るそして補う。

詩人は笑う。泣く。感じる。

迷いながら、もがいていく、さし伸ばしたその手の先に、求める幸せがある。

フォロー・ザ・リーダー

鐘が鳴り、はるかな空を行く、自由と愛の白鳥。

詩人は、三国志にはいない。

ただ、求めるままに、君を見ている。

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