いつも楽しく読ませていただいています。
歴史だと慶次が前田利益として天下御免の傾奇者と有名ですけど。この世界の慶次は久遠家家臣の滝川秀益ですから、そこまで破天荒な生き方しないだろうし。
その代わり銀次が劇や講談の元になるような生き方をしそうですね。
そう言うのが好きそうなすずとチェリーが慶次を引き込んで、有ること無いこと、小魚を鯨のように話を盛った銀次の伝記を残しそうですね。
後世の歴史家は頭を抱えそうですけど。
特に慶次が太田さんの手伝いで、後世に重要資料になるような足しも引きもしない文献を多数残すでしょうから。
どこまで本当でどこまで盛ったのか判断に困るでしょう。
盛に盛られた自分の伝記を読んだ銀次はどういう反応をするんでしょうか。
苦笑いで済ますのか、『勘弁してくだせえ』と泣きを入れるのか。
伝記の表題は『銀次ふらり旅』ですかね。
前田慶次の『大ふへん者』の逸話にあやかって。
『ぶらり』にも『ぶらい(無頼)』にも読めるように。
そうなると内容は明るい旅シーンと、ダークヒーロー的に悪人を倒すシーンで構成されるのかな。
作者からの返信
前田利益。天下御免の傾奇者。これ、某創作が原点っぽいんですよねw
変わった人だったらしいですけど、あまり資料もないようですし。
まあ、そういう意味では資料の好きない銀次がその役割になるのはありえますねw
おもしろそうではある。
銀次さん、好きなキャラです
作者からの返信
ありがとうございます。
個人的にはこういうキャラが書いていて楽しいw
>ここは尾張。明日という日が今日より悪うなることなどない国だからな。
そこで生きてる人間がこう思えるってのはほんま強いな、と
民衆にとって明日が不安よりも希望に満ちているってのは統治体制の成功と盤石さの表れですしね
特に今回は酸いも甘いも噛み分けてるであろう銀次さんの見解ですし
そして
>まやかしだと知りつつ、人は救いや導き、心の支えがほしいんだ。
これはほんまそうなのよね……長い人生の中で何物にもすがらずに生きていける心の強い人間なんてなかなかいないわけで、それこそが時代によって形を変えても宗教がなくならん理由ですよね
自分はわりと宗教に否定的な考えをしてる方なんですけど、それでもじゃあ既存の宗教は全部ぶっ潰せばいいのかと問われたら仮に可能だったとしてもそれは不味いと答えざるを得ない
それやったところで代わりになる制御が利くかわからんものが禁止してても現れて広がるだろうなってのは容易に想像できますしね
それこそ何話か前に触れられてたように信秀さんや久遠家を対象にした信仰が一番有力かw
結局、既存の宗教勢力に対しては腐敗を正して正道に戻り人々の心に寄り添えるような存在に戻れと促すぐらいが限界なんかなぁ……悲しい事にそれすら難しくて理想論にしかならないのだけれど
作者からの返信
銀次、地獄のような世界を体験した人ですね。
だからこそ、尾張の価値を知っています。
宗教、徐々に既得権を解体して、社会の一員として聖域化しないで変えていく必要がある。
私もあまり好きなほうじゃないけど。まあ、末端は割と楽だと思いますよw
>さっきの人たちは牢人のような恰好をしているものの、元土豪らしく、正しくは武士ですらないみたい。
ちょっとした疑問なんですが、その『武士ですら無い土豪』風情が北畠の大御所様をひと目見てそれとわかるほど目通りが叶ってるんでしょうか?
話が合わなくなってしまうので細かい話はいいっちゃあいいんですが。